喧嘩ができないスケバンちゃん。６！【今日から俺は！】

第１３話！ ページ17

『...今思ってる事は？』

相良「こんなキャラ崩壊待ち望んでた奴、後で家行って締めるからな。」

『...それ、多分ご褒美だと思う。』

相良「え？」

『いや、別に。』

と、言う訳ですので、本当に、これキャラ崩壊前提です。

ていうか、最近キャラ崩壊回が多すぎて、猛くんおこみたいです。

可愛いよォォってなるのも分かります。

ご褒美だな、と思った方は「マジやばいよ。」とコメントでお願いします。

うん、だからこの恒例の番外編カットなんなんだろうね。

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そんな事はさておき、今日は猛くんが私のお家に遊びに来ています。

お父さんが今日はいないので、どんだけ遅く居てもいいのです。

お父さん、ありがとう。

『猛くん、コーヒーにミルク入れる？』

相良「砂糖だけ。」

『いくつ？』

相良「1つ。」

お客様用のコップにコーヒーを注いで、ボトルに入ってる角砂糖を1つ落とす。

そして自分のコップにも、角砂糖3つとミルクを入れ、猛くんのと一緒に持っていく。

『はい。クッキーも良かったらどうぞ。』

相良「ありがと。」

猛くんはコーヒーを飲んで、クッキーをもぐもぐ食べながら付いているテレビを見る。

付いているのはお昼にやってるバラエティ番組だった。

相良「トシちゃんかっけぇな。」

『トシちゃんもかっこいいけど、私マッチ派だなぁ。』

相良「なら今度レコード買い行くか？」

『行こ！それにしても、最近デート全然行ってないじゃん。』

私がわざと不機嫌そうに言うと、猛くんは私の頭を優しく撫でてこう言った。

相良「じゃあ今度映画でも見に行くか。」

『...ジャンルは？』

相良「ホラー以外。」

私が安心した顔を見せると、猛くんはにやっと笑った。

その笑みに何が込められているのか分からないけど、なんだかとても可愛く見えた。

相良「まぁ、近いうちに行こうや。」

『うん！行く！』

そう言って、私もコーヒーを飲んだ。

あったかいのが喉に染み渡って、体の芯からポカポカするのを感じた。

相良「それ、角砂糖何個入れた？」

『え？3つ。』

相良「え、3つは甘いだろ。」

『甘いのが好きなの。』

猛くんは私の手からコーヒーカップを取り、コーヒーを口に運んだ。

相良「あんめ。これ甘すぎだよ。」

『...間接キス。』

ボソッとそう言うと、猛くんは顔を真っ赤にしてこちらを見てきた。

そして私も猛くんのようににやっと笑う。

赤面してる猛くんも可愛かった。

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