第３４話！ ページ39
理子「あれから、相良来てないの？」
そう言って心配そうに聞いてくれる理子さんだが、ここで来ている、と言うとまた爆発してしまう。
なので、私はこんな天使な理子さんに嘘をつく事にした。
『は、はい、1度も来てません。』
理子「良かったぁ...。あの後、また来てAちゃん何かされてないかって思って！」
神様、仏様、閻魔様。
ごめんなさい、私はこんな綺麗な人に嘘を付きました。
来世に行くまでは地獄行きで結構です。
理子「良かったわ、Aちゃん、なんだか元気そうな顔してる。」
『多分理子さんが来てくれたからですよ。』
それだけじゃないんです、ごめんなさい。
多分猛くんの【ハッピーたけしパウダー】のおかげでもあるんです。
そうやって心の中で懺悔してる事を知らない理子さんは、嬉しそうに「えへへ」と笑う。
ぶりっ子なんかしてない。
もう素から可愛いからぶりっ子してても全然いいけど。
理子「それで、Aちゃん、いつ頃退院なの？」
『多分あと1週間くらいで出れるんじゃないですかね...？リハビリも進んでますし。』
理子「退院したら、また一緒にクレープ食べに行こうね。」
あぁ、理子さん本当に天使。
本当になんであのお父さんからこんな天使の生き写しのような人が産まれるのだろうか。
いや、まぁ、あのお父さんが産んだ訳では無いけど。
『クレープも良いですけど、あそこの喫茶店のレスカも美味しいんですよね。』
理子「あぁー！あそこの喫茶店ね！私も何回かさんちゃんと来たの！」
『もうそろそろ腹くくって、三橋さんにアプローチしたらどうですか？』
私がそう言うと、理子さんは顔を赤らめて
理子「な、何言ってんのよ！」
と少し怒ったように言った。
怖いどころか、なんだか癒されたような気分だったけど。
理子「だ、大体！あんな、卑怯だけど、ちょっと良い奴、どこがいいのよ！」
理子 父「そうだー！うちの可愛い理子が、あんな、金髪の、アホに、恋をするわけが、無いだろーっ！」
急にペヤングフェイスの理子さんのお父さんが、ドアから覗いてきた。
ビックリして口に含んでいた珈琲を、吹き出してしまいそうになった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
磯○勇斗さん、ごめんなさい。
ハッピーいっそんパウダー、毎回最高です。
(磯○勇斗さんのTwitter 参照)
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yup(プロフ) - NGシーンのやつおもしろかったーまたしてください！！ (2018年12月9日 10時) (
レス) id: a7aee9d490 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - もっちさん» 分かります... (2018年12月4日 23時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
もっち - 相良くんカッコよし…… (2018年12月4日 20時) (レス) id: 26925a4852 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - 奏さん» いえいえ！あれ、書いててすごく楽しかったです！だから番外編では初の続編も出ました（笑）面白いリクエストありがとうございます！ (2018年12月3日 0時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - サイコパスメリーさん» ハッピーいっそんパウダー入れちゃいましたねぇ...。我慢がききませんでした、磯村勇斗さんごめんなさい。 (2018年12月3日 0時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火2016
| 作成日時：2018年11月24日 17時
