喧嘩ができないスケバンちゃん。５！【今日から俺は！】

番外編！ ページ20

相良くんと片桐さんとAちゃんの絡みが大人気だったので...

病室での会話をちょっとだけ。

会話を楽しんでいただく為に、ナレーションは入りません^^*

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相良「智司、この漫画くそおもしれぇ。」

片桐「お前、こないだ知らねぇ奴にも怖がられるって言ってたけど、その引き笑いも原因だぞ、多分。」

相良「知るか、恐れられるなら喧嘩売ってくる奴も減るだろ、揉め事ねぇと暇だけどよ。」

『...まぁ、そんな所も猛くんらしいけど。でも、刃物出されたらこうなるからね。』

片桐「現実味がありすぎんだよ。」

相良「Aの場合、喧嘩してなくても、変なババアに刺されてやがるしな。」

『あはは、確かに。』

片桐「お前、意外と立ち直り早いんだな。」

『はい、広瀬さんにモテちゃった私が悪いですし。』

片桐「なんか、本人に言われると無性に腹立つな。」

『でも正論ですよ？』

相良「まぁ、これで分かったろ。男は顔じゃねぇ、中身だって事がな。」

片桐「なんで俺見ながら言うんだよ、鳴滝に言え、鳴滝に。」

相良「Aに言ったってもう俺が彼氏なんだから意味ねぇだろ。」

『それに智司さん、某男性音楽グループに入れるような顔してますし。』

片桐「なんだ、その某男性音楽グループって。」

『ダンスめっちゃキレキレの人ですよ。』

片桐「知るか。てかそれこの時代には出てこねぇだろうが。」

相良「でも事実だろ。」

片桐「まぁ...、強く否定はしねぇけどよ。」

相良「つぅか、ここは病院とは思えねぇほど落ち着くな。Aがいるからか？」

『そうなの？』

相良「第一、Aがいなかったらここいねぇしな。それはあるんじゃねぇか？」

片桐「病院で落ち着かなかったら心拍数上がって病状にも支障きたすだろ。」

相良「腹見せるやつか。」

『ちっちゃい頃、聴診器を覚えられなくてなんでか"ちょーさん”って覚えてました。』

片桐「ちょーさん。」

相良「可愛いな、ちょーさん。」

片桐「流行語にするか。」

相良「嫌だろ、俺らが聴診器の事をちょーさんとか呼んでたら。それこそホラーだわ。」

『確かに智司さんがちょーさんって呼んでたらちょっとビビります。』

相良「ちょ、智司やってみろよ。

聴診器の事、なんて言うんだっけー？」

片桐「ちょ、ちょーさん。」

『うわ...。』
相良「...。」

片桐「おい。引いてんじゃねぇよ。」


これ、書いてて楽しいのよ。

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