第３０話！ ページ34
相良「...あいつ、今度見つけたら殺す。」
佐川さんが行った後、黒いオーラをまとった黒猛くんが物騒な事を言い出してきた。
相良「なんだよ、あの口説き文句。口説くなら口説くでもっといい口説き方あるだろうが。」
『あ、そっち？彼女が口説かれた、くそーっじゃなくてそっちなんだ。』
相良「違ぇよ！本当はそっちにムカついてたけど、口説くのが下手すぎて腹たってきたんだよ！」
まぁたしかに、あの口説き方では猛くんがいなくても着いては行かなかった。
恋愛未経験者じゃないし、一応今経験してる途中だし。
でも、猛くんはどんな口説き方をするのだろう。
『そんなに言うなら、猛くんは私を口説くならどんな口説き方するの？』
気になってそう聞いてしまった。
...そう聞いたのが間違いだった。
そう聞くと、猛くんは私の腕を引っ張って、体育館の裏に連れてきた。
『え？』
私が混乱していると、猛くんは私に壁ドンをしてきた。
『え、なに！？』
急な壁ドンで驚いてる中、猛くんは私の顔に自分の顔を近づけて、こう言った。
相良「お姉さん、これからお茶しませんか。」
そう言ってニヤッと笑った猛くんは、なんだかいつもよりかっこよく見えた。
顔が真っ赤になったのが分かり、余計に恥ずかしくなってしまった。
相良「なんてな、俺は女なんて口説かねぇし、これからも口説く事なんてねぇよ...
って、お前なんで顔真っ赤にしてんだよ。」
シンプルだったけど、かっこいい口説き文句だった。
なんだか、初めての口説き文句を言ってくれたのが猛くんでよかった気がする。
『...ありがとうございます。』
相良「え、なにが。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『って事があったんですよー、昨日。』
明美「そんな事を朝から自慢してくんなよ。てか最後のありがとうございますってなんだよ。」
この話から1日が経過し、成蘭高校の文化祭2日目がスタートしようとしていた。
昨日の格好に身を包み、2日目のスタートが始まる時を待っているところだった。
明美「まぁ、今日も来るんだろ？後夜祭もあるしよ。」
そうだ、今日が本番だ。
成蘭高校の後夜祭ではカップルができる、または恋人同士が上手くいく。というジンクスがあるのだ。
京子「A。今日は本気入れていくぞ。」
『はい。本気入れていきます。』
明美「...めんどくさいっすね。」
明美さんにそんなツッコミを入れられると、文化祭の始まりの合図が鳴った。
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花火2016(プロフ) - dmeenioさん» ありがとうございます！これからは夢主ちゃんもガンガン攻めていきますので、お楽しみに^^* (2018年11月24日 18時) (
レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ゆうさん» はじめまして^^続編希望ありがとうございます！無理しないように頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年11月24日 18時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - てんてんママさん» ありがとうございます！相良くんのお相手変更はなくしていきたいんですけどねぇ...、どうなるかお楽しみに^^* (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとやる気が出ます！続編でもよろしくお願いします！ (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
dmeenio(プロフ) - 続編めちゃくちゃ楽しみです!!!!受け身だけで終わらないスケバンちゃん楽しみです!!!!相良くんとお幸せに(^^) (2018年11月24日 15時) (レス) id: a60411acd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火2016
| 作成日時：2018年11月16日 22時
