第１５話！ ページ18
『美味しかったねー！』
相良「旨かったけど...あれ...流石にデカすぎだろ。」
確かに、大きいパフェだった。
多分30cm物差しよりも大きいサイズだった。
しかも私が少食なので、ほとんど猛くんが食べる事になってしまい、吐きそうになっていた。
相良「...もう食いたくねぇ。こないだのパンケーキくらいの甘さでいい。」
『...猛くんって甘党だよね。勝手に甘い物苦手だと思ってた。』
相良「あんな感じの甘すぎる物をたくさん食うのは無理だけどよ、普通に甘い物は食う。」
ちょっと前にパンケーキを2人で食べに行った時、無理してないか心配だったけど。
あのパフェを3分の2くらい食べてしまったんだから、その心配はなくなった。
猛くんは、「ただ...」と言葉を続けた。
相良「俺、チョコ駄目なんだよ。」
...遅くない？言うの。
もうチョコレートパフェが私達の胃袋に来てる頃なんだけど...。
『なんで言わなかったの？チョコレートパフェじゃなくても食べれるのに...。』
相良「だ、だってよ、あんなでっかいのが来ると思わねぇじゃん。」
確かに想像をはるか越えた大きさだったけど、それならそうと早く言ってくれれば良かったのに...。
『これからは苦手なもの言ってね？』
相良「分かった。」
そう言って、猛くんは私の手を握って自分のポケットの中に入れた。
相良「寒いから手貸してくれ。」
猛くんはそう言って私の手をポケットの中で、優しく握ってきた。
そんな猛くんが可愛く見えてしまって、思わず顔が緩んでしまった。
くそ、可愛い。
「さみぃな。」と言いながらポケットの手を握ってくるこの人がすごい可愛い。
「そこの綺麗なお姉さん！」
辺りを見渡すと、呼び止めた人が「あなたです。」と声を掛けてきた。
思わず恥ずかしくて、猛くんのポケットに入っていた手を引っこ抜いてしまった。
「落としましたよ。」
そう言って私にハンカチを渡そうとしてくれた、
その瞬間。
猛くんがその人の腕を思い切り掴み、脅すように言った。
相良「...てめぇ、Aに軽々しく声掛けてんじゃねぇぞ。」
その男の人は、猛くんにハンカチを渡したかと思ったら走って行ってしまった。
男の人が行ってしまった後も、威嚇した目でジーッとそっちを見つめていた。
『...そんな怖い顔しなくても。』
相良「...Aの番犬なんだから、変なのが来たら守るのが仕事だろ。」
狂犬ではなく、番犬。
よく考えると少し面白くて、笑ってしまった。
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花火2016(プロフ) - dmeenioさん» ありがとうございます！これからは夢主ちゃんもガンガン攻めていきますので、お楽しみに^^* (2018年11月24日 18時) (
レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ゆうさん» はじめまして^^続編希望ありがとうございます！無理しないように頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年11月24日 18時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - てんてんママさん» ありがとうございます！相良くんのお相手変更はなくしていきたいんですけどねぇ...、どうなるかお楽しみに^^* (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとやる気が出ます！続編でもよろしくお願いします！ (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
dmeenio(プロフ) - 続編めちゃくちゃ楽しみです!!!!受け身だけで終わらないスケバンちゃん楽しみです!!!!相良くんとお幸せに(^^) (2018年11月24日 15時) (レス) id: a60411acd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火2016
| 作成日時：2018年11月16日 22時
