第４話！ ページ6
「お待たせしました、パンケーキとナポリタンです。」
そう言って、店員さんは私のパンケーキと猛さんのナポリタンを持ってきてくれた。
『わぁ...！』
クリームの量が尋常じゃなかった。
てかむしろメニューに載ってたのよりも、クリームが多い気がした。
相良「...こんなの、1人で食ったら糖尿病で死んじまう。」
『大丈夫ですよ、猛さんも食べるんですよね？』
相良「食べる。」
『ならどちらも死ぬ事は無いです。』
私は小さくいただきます。と言い、クリームたっぷりのパンケーキを頬張った。
『...え？』
相良「旨いか？」
『なんですかこれ！めっちゃ美味しいじゃないですか！』
クリームも美味しいのだが、生地がふわふわでとろけそうだった。
私がそう言うと、猛さんもパンケーキを切り分けて自分の口に入れた。
相良「うめぇな、なんだこれ。」
多分猛さんもおんなじ事を思ってるだろう。
相良「いや、これ、うめぇ。」
『美味しいですね...というか絶対に私食べる順番間違えましたよね。』
絶対に猛さんにナポリタンを分けて貰った後、パンケーキだった。
絶対その順番だったと思う。
相良「ナポリタンも食うか？」
『いただきます！』
猛さんは新しいフォークを出して、ナポリタンをくるくる巻き、私に差し出してきた。
ん？ちょっと待て。
これ、巷で噂の「あーん」ってやつじゃないか。
...恥ずかしっ！！？
めっちゃ恥ずかしいけど、不思議と嫌じゃないんだよなぁ...。
それが1番の不思議だよなぁ...。
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その頃、相良の頭の中では
相良「やってみたは良いけど、めっちゃ恥ずかしいじゃねぇか！
誰だこんなの流行らせたのよぉ！」
と、悶々としていた。
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恋人みたいなこと出来てるんだしなぁ...。
そう思い、巷で噂の「あーん」を受けた。
やばーい。絶対顔真っ赤だよ私。
『え、美味しい、なにこのナポリタン。』
思いっきり話をそらす。
相良「あ、うめぇよな。」
『はい、めっちゃ美味しいです。』
そう言って恥ずかしさから、パンケーキを黙々と食べていた。
猛さんも同様に、ナポリタンを黙々と食べていた。
そしてお会計の時間になった。
私が財布を出そうとすると
相良「俺が払うから、お前は外で待ってろ。」
と言われた。
『良いんですか？』
やっぱり猛さんはかっこいい。
いきなりのあーんはビビったけど。
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みりん - 主人公が喧嘩出来るところ見てみたいです！ (2019年4月14日 21時) (
レス) id: f06c8b23ec (このIDを非表示/違反報告)
らなのMonO(プロフ) - 32話にきゅん死しました。一人でにやけてたら家族に気持ち悪いと言われました。でも気にしない！相良様がいるから！w (2018年12月31日 22時) (レス) id: dce8680b38 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - モカさん» ありがとうございます！続編もちゃんと出すので、モカさんも応援よろしくお願いします！ (2018年11月11日 0時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - もーめっちゃ面白いぃぃ！！これからも頑張って下さいね(^^) (2018年11月11日 0時) (レス) id: 9ae6381993 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - 浅葱さん» 初コメありがとうございます！相良さんのライバルが人気ですね...。その線が深まってきたのでお楽しみに^^* (2018年11月10日 20時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火2016
| 作成日時：2018年11月4日 16時
