第１話！ ページ3
いつも通りの学校での授業。
暇だ。
てか昼過ぎだから眠い。
必死に勉強しようにも、ここスケバンばっかりだから真面目に勉強する人なんて更々いない。
私の席は窓際だ。
暇つぶしに窓の下を見る。
すると、見た事ある頭の人がいた。
金髪とトゲトゲ。
これは行った方がいいのか。
いや、でも今は授業中だし...。
...いや、スケバンなんだから授業サボるのくらい普通だろう。
多分。
『先生！食欲がないので早退します！』
我ながらなんだ、このクソみたいな理由は。
先生も怒るよn
「おぉ！それは酷い病気だ！早く帰って寝てなさい！」
通ったよ、クソみたいな理由で通ったよ。
『はい！』
「いい返事だ！」
この先生、馬鹿だった。
急いでカバンを持って下に降りる。
そこには、軟葉高校の制服を着た金髪さんとウニがいた。
『どうしたんですか、こんな時間に。まだ昼過ぎですよ。』
三橋「ん？」
学校なのに、サボってここ来るって、すごいな。
私には到底できない。
伊藤「ん？てかなんでAちゃん、カバン持ってんの？」
『なんか嫌な予感がしたので、食欲ないからとかいう変な理由で早退したんです。』
この2人が来るということは、なにかあったか、暇だったかのどっちかだ。
ただ、この落ち着いた姿は...。
三橋「...暇だったから。」
やっぱり。
『もう...。私退学になったらどうするんですか、責任取ってくださいよ。』
「よぉ、三橋じゃねぇか。女子校なんかでなにしてんだ？」
そう言って誰かが後ろから、三橋さんの肩に手を置いた。
だけど、この指輪どこかで...
私は三橋さんの影から覗く。
そこには...
『た、猛さん？』
相良「...あ、Aちゃん。」
相良猛さん。狂犬と呼ばれているが、私の彼氏である。
猛さんは私に気付くと、何故か三橋さんを睨んだ。
相良「てめぇ、まさかAちゃんに会いに来たとかじゃねぇだろうな。」
三橋「おーっと？Aちゃんに告白した相良くん。その通りですがなにか？」
そう言うと三橋さんはその場から走って行ってしまった。
相良「ちょ、てめぇ！待て...
あ、Aちゃん、また後で。」
そう言って猛さんはその三橋さんを追いかけてしまった。
『...伊藤さん、三橋さん制御係なんですよね？止めてくださいよ。』
伊藤「嫌だよ。」
私はなんの為に早退したのだろう。
食欲がないからって早退した私をぶっ飛ばしてやりたい。
喧嘩が出来るようになったら。
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みりん - 主人公が喧嘩出来るところ見てみたいです！ (2019年4月14日 21時) (
レス) id: f06c8b23ec (このIDを非表示/違反報告)
らなのMonO(プロフ) - 32話にきゅん死しました。一人でにやけてたら家族に気持ち悪いと言われました。でも気にしない！相良様がいるから！w (2018年12月31日 22時) (レス) id: dce8680b38 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - モカさん» ありがとうございます！続編もちゃんと出すので、モカさんも応援よろしくお願いします！ (2018年11月11日 0時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - もーめっちゃ面白いぃぃ！！これからも頑張って下さいね(^^) (2018年11月11日 0時) (レス) id: 9ae6381993 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - 浅葱さん» 初コメありがとうございます！相良さんのライバルが人気ですね...。その線が深まってきたのでお楽しみに^^* (2018年11月10日 20時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火2016
| 作成日時：2018年11月4日 16時
