324.ここに教会を建ててやろうか？ ページ24
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レオナside
レオナ「カフェ・オ・レを一つ、…あぁ、あとそこのスコーンを、
…
おい、爺さん。俺の顔に何かついてたか？」
「おや、失礼。気を悪くしないでくれよ。色男には目がなくてね」
レオナ「あぁ、よく言われる」
「ヴィル坊ちゃんとは友達かい？」
レオナ「…なんだ、俺のこと知ってんのか？爺さん」
「この歳になると新聞ぐらいが手一杯だがね、何年か前に記事で見かけたよ。スコーンは一つでいいのかい？」
レオナ「あぁ。悪いが今日はプライベートなんだ、ほっといてもらえるか」
「可愛い子じゃないか、君に随分と惚れ込んでるんだな」
レオナ「あ？」
「さっきまでウチのティラミスに夢中だったって言うのに、席から離れた途端に君に釘づけだ」
レオナ「…暇なジジィだ」
「残念だね、私があと、そうだな。３０若ければ声をかけていたかな」
レオナ「面白い冗談じゃねぇか、俺から奪おうって言う意味かそりゃ」
「あぁ、それは心が踊る提案だ。君ほどの男を射止めた子だ、年甲斐もなく浮かれちまうよ」
レオナ「…はぁ、よく喋るな爺さん」
「まぁ待ってくれ、もうすぐ出来上がる」
レオナ「ヴィルのやつはよく来るのか？」
「有難いことにね、赤ん坊の時から知ってるが今だに顔を見せてくれるよ」
レオナ「お得意様ってわけか」
「昔に比べりゃ本人より広告の方と顔合わせる機会が増えたがね」
レオナ「…おい、爺さん。俺が言ったのはスコーンだが？」
「ハハッ、ボケちゃいないよ。こりゃジジィからのサービスだ。勿論、君じゃなくてあそこの麗しい
レオナ「…あぁ、そうみたいだな。ボケるにはまだ時間がかかりそうだ」
「君にそう言ってもらえるなら心配はいらなそうだ。さぁ、お待ちどうさま。
良ければテーブルまでお持ちするが、いかがかな？」
レオナ「悪いな爺さん、気持ちだけ受け取っとくぜ
可愛い恋人が退屈してるんでね」
ー
『獣人の女性って、何かこう、強い方が多いのが一般的なんです？』
レオナ「…なんの話だ？」
『忘れないでもらって良いスかね、レオナさん吹っかけたんだから
美人さんが凄むと迫力段違いですよねぇ、貴重な経験だったけど』
レオナ「ちげェよ」
『？、ちがうとは？』
レオナ「姉貴の方じゃねぇ、
横にいた妹の方だ、婚約者だったのは」
『…………
じゃあ結婚すればいいじゃん(？？？)』
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kiwa(プロフ) - にゃーちゃんさん» 初コメありがとうございます^^先日久々に振り返ってみたのですがこんなに甘々なものを書いてたのかと己も違う発狂しました()レオナさんはまだ出てくるので楽しみにしていていただきたい！← (12月9日 8時) (
レス) id: 5aec69db40 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めっっっっっっちゃくちゃ好きです…！！！！レオ ナさんのマーキング好き…尊い…鳴ちゃんのセリフ入ってる時とかめちゃくちゃ発狂しました()更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (12月2日 21時) (レス) @page31 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
kiwa(プロフ) - ぴーさん» 投稿してすぐコメント嬉しいです^^ありがとうございます！コツコツ出していくのでお待ちくださいませ(^^) (12月1日 21時) (レス) id: 5aec69db40 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー - 更新お待ちしてました！！！とても嬉しいです！！これからも楽しみにしてます！ (12月1日 18時) (レス) id: 97ffbf1dea (このIDを非表示/違反報告)
kiwa(プロフ) - Aliceさん» (返信ご不要とのことでしたが返させて頂きました。ご不快に感じましたらすみません)私はこの物語はこうしたら面白いかな?よりもトントン言葉を重ねるのを楽しみとして書いているので笑ってくださったエピソードが嬉しいです^^本日更新致しましたお楽しみ頂けますように (12月1日 18時) (レス) id: 5aec69db40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiwa | 作成日時：2020年7月20日 0時
