【ツイステ】おいだせ、おんぼろ寮(仮)

153.物は試しだと ページ3

ジェイド「Aさん

昨日は、大変ご迷惑をおかけしました」



『は？昨日…
？…

…それって』




リドル「首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)‼」



『えっ』




ｶﾞﾁｬﾝｯ




ジェイド「お手数おかけします。リドルさん」

リドル「言っておくけれど、これは貸しだからね。ジェイド」


後ろを振り返ると男がいつの間にか起き上がってペンを握っていた
だがその首には大層な首枷がされていていつの間にかリドル・ローズハートの姿がある
どうやら今危なかったところを助けられたっぽい


リドル「大丈夫かい？君」

『お、おかげさまで…？』


男「っ、くそｯ！！」


いつの間にかジェイドさんは膝をつく彼の後ろに回り両手を後ろに回して身動きを封じていた


(...今なら



できるのでは？)







『…ねぇ


聞かせてください、貴方のことを


準備室のビーカーを頭に降らせてきたのも、植物園のことも貴方の仕業ですよね』


男「っ、それが何だと言うんだ！何なんだ君は！！
なぜ君のような素行不良な女性をジェイド君が…！！！」


『私の声が聞こえていますね？』


私は片膝を地面につけ、騒ぐ男の首筋から頰にかけてを両手で包んだ
じいっと目をこらすと強気な姿勢を保ちたいのか見返される
鼻息は荒く、獣だったら喉笛を噛み切るであろうほどの熱量を持っていた
これの原動力が「愛情」だと言うなら酷く歪なものだと思う



男「はっ、何をおかしなことを」





ー相手を見下せー






『…♪、♫』






ー誘導、命令。何でもいいー






『そう、そのまま




ーねぇ、それを私に頂戴ー』





ー唱えて、オワリだー

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