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飲み物を買ってくると言ってどこかに行ったジョンイン。
私はベンチに座って海を見た。
子供連れに若者達…日焼けをしに来た人だっている。
楽しそうだなぁと眺めていた
「おねーさん」
「え?可愛くね?」
肩を叩かれて横を見ると変なチャラい男の人が3人
「おねーさん俺らと遊ばない?1人でしょ?」
海に一人で来るなんてそんな人さすがに居ないでしょ。
しつこいし、お酒の匂いがしてやだ。気持ち悪い
腕を掴まれて立たされる
『気持ち悪、』
もうダメだ、そう思った時私の背中に温もりを感じる。
「俺の彼女に何してんの」
ジョンインだ。
「なんだ、男連れかよ。言えよ」
舌打ちをしてそのまま逃げていく男達。
「…っと、ごめん。大丈夫?怪我は?」
半泣きのジョンイン。私よりビビってどうするの?
抱き締められて、ちょっと息苦しくなる。
「今度からナンパされた時は、かっこいい彼氏がいるからって、言ってね。」
勿論。世界で1番かっこいい彼氏が居るってね。
fin
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作者名:ユラ | 作成日時:2019年7月2日 1時