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一章 出会い・始まり ページ2

【視点】日向 飛鳥



皆さんは、審神者という職業をご存知だろうか?




審神者というのは、時の政府なる謎組織が、市民の中から適性がある人間を選び、刀剣男士なる刀の付喪神を従わせ、歴史修正主義者及び時間遡行軍を殲滅する、という職業だ。



何故ここでこの説明をしたかって?


なんとなくダッッッッッ☆☆




ま、私には無縁の話だけどネッッッッッ☆☆☆



そう思っていた約0.3秒前の私をぶん殴りたい。




そう。いかにも『時の政府の役人!!』って人が、私の家の前にいた。



なんで知ってるかって??


街中で審神者しないかって言われてる人見たんだよォォォォォォォォォォ!!!!



ゥゎァァァァァ近付きたくねえッッッッッッッッ!!!

でもッッッッッ、でもッッッッッ帰りたいィィィィィィッッッッッ!!!



考えに考えた末、私がとった行動は……


これだァ☆☆☆






「あ、あのぉ……」




そう、話し掛ける☆☆





「あ、この家の方ですか…?」


「は、はい……そうですが、何か?」





意外とオラオラ(?)してないんだ…



いや、前見た人がやばかった(?)のか…?





「すみません、単刀直入に申し上げるのですが、」



「……はい」





ゴクリッ


この先の言葉を知っている筈なのに、生唾を飲んだ。






「審神者になって頂けませんか…?」






やっぱり!!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……!!!




ウゥウウウウウゥゥウウウウウゥゥウァゥゥゥゥウォゥウェ……←




いや、本当にね?うん。




一人悶々としている中、役人さんは……






「お返事はまた後日で良いです。
また伺います。」




と、言って帰っていった。




うぅん、あっさり。



役人さんの背中をしばらく眺めつつ、審神者について考えながら、私は家に入った。




うん。しばらく悩もう。

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作者名:紫野 天音 x他1人 | 作者ホームページ:http   
作成日時:2022年8月19日 0時

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