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それから私とゆきは吹奏楽サークルに入り、
数日経った今日、初めてサークルに行く事にした。
私はゆきとホルンをもって集合場所に行くと、沢山の人が集まっていた。
ゆ「うわー、噂通り多いね人数、笑」
「確かに、笑」
それによく見ると女子より男子の方が居る人数が少し多い、笑
私は他にもホルン吹きの人はいないか探していた。
すると見覚えがある1人の男に私は目が止まった。
「あれって……」
ゆ「ん？誰々？」
「あの人だよあの人。」
ゆ「え、あの人高校同じだった人なんだけど、」
「え、？！」
突然のゆきの告白に私は驚きが隠せなかった。
そう言えばお互いの卒業した高校の名前言ってなかった……
「ゆきの高校って、もしかして虹咲高校？」
ゆ「え、なんでわかったの。」
「だって、勝利が島留学してる間私の家に泊まってたんだもん。」
ゆ「えぇ！？そうなの！？もー早く言ってよー。
佐藤くんさ、島留学戻ってきてからさ、ずっと思い出話友達に話してたんだよ、笑」
「え、その友達って風磨くんとマリくん？」
ゆ「えええぇ、大当たり、笑ほら、あそこにふたりともいるじゃん。」
雪に言われた方を見ているとスティックを持った風磨くんと、
クラリネットのケースを持ったマリくんの姿があった。
「うわ、ほんとだ。。。」
すると後ろの方から私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
「聡！？久しぶり！」
聡「久しぶり！Aもこのサークル入るの？」
「うん、！聡も？」
聡「うん、マリウスが誘ってくれてさ、あ！マリーー！」
そう言うと聡はマリくんのところに駆け寄っていった。
ゆ「松島くん相変わらず明るいねー笑」
「うん、笑」
「よっ、」
すると誰かが突然私の肩をぽんと叩いた。
私は慌てて後ろを向くと勝利が笑顔で立っている姿があった。
「勝利！」
勝「久しぶりー、あれ、成田さんもいるじゃん、」
ゆきの姿を見てそう言う勝利。
勝「どうやら皆、このサークルにはいるみたいだね、笑」
「うん、笑 また前のメンバーと演奏できるの嬉しい。」
勝「うん、俺も。」
しばらく勝利とゆきと3人で話しているといきなり皆がざわつき始めた。
麗「皆さん、お集まりありがとうございます。これから指導させて頂く中島麗子です。」
「麗子さんだ！」
それからみんなで1人ずつ自己紹介をして早速楽譜が配られた。
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作者名：のの | 作成日時：2021年1月31日 14時
