殺し屋姉弟に愛情を (ページ6)

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5話 ★ ページ6

食堂にA達が着くと殆どの幹部は皆揃っていた

「あのークラレ先生?爆破音が聞こえたんですけど、アレなんですかねぇ?w」

「ああ、グルッペンさん。おはようございます。いやー間違えて火薬落としちゃいまして...w」

「なーにやってるんですかねぇw」

その様なやり取りをクラレ先生とグルッペンがやっていると時間になったようだ

トントンが竹刀を片手に扉の近くに立つと、コネシマと大先生が扉が壊れるのではないかという勢いで入ってきた

「「セーフ!?」」

「アウトや」

バッシィィン!

といういい音がなったと同時に大先生が「ああん!」という気持ち悪い奇声と共に倒れ込んだ

「トンち...めっちゃ痛いよ...」

「さあ、次はコネシマの番やで?」

「いや、あ、あの...ほんますんませんっした!!!」

「今更遅いわ!」

バッシィィン

「〜っっ!いっってぇ!」

「二人とも、早く席に着くんだ」

グルッペンの低い声が発せられると2人は自分達の席に座った

「さて、全員揃ったわけだしな、食べ始めよう。いただきます」

「「「いただきます」」」

イツキが料理の美味しさに感動しながら食べていると、その食べっぷりを見ていた人達は微笑んだ

しかし次の瞬間、視界に写った人を見て、静かに合掌をした

「イツキ、ええ食べっぷりやな!」

『ゾム!ここの料理全部美味しい!』

「そっかぁならこれも食えるよな?」

『美味しそう...でも...ごめんね今お腹いっぱいなんだ...』

「いや!イツキならいける!」

「ゾムやめぇや流石に子供に食害はあかんやろ」

「えぇー...ならトントンにやろ!」

「コネシマにやって。どうぞ。」

ゾムはゆっくりコネシマの方を見た

「シッマ食べれるよな?」

「い、いや、ちょっと無理やな。うん。」

「食べれるよな?」

「た、食べるから!食べるからその顔やめてぇや!」

コネシマがこの言葉を言った途端さっきまでの威圧的な笑みは何処へ行ったのか、嬉しそうな、楽しそうな顔をしたゾムがコネシマに食事を勧める光景が広がった

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「ゾムが食べ物持って近付いて来る時は気を付けるんやで」

『はいトントンさん』

このような事を言われているとは知らないゾムだった

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葵です。終わり方雑かったですね...ごめんなさい