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15話 ★ ページ16

ピッ という機械音が我々城の廊下で響く

「グルッペンさん 私これから1人でちょっと出掛けて来ますね」

「そうか...怪我だけはするなよ」

「わかりました」

グルッペンとエーミールがインカム越しに会話をし終えると、エーミールは少し急いで出て行った



その頃中庭ではAがイフリートと一緒にいた

『イフリート 君は愛されてるんだね 僕なんかと違って...』

悲しそうなAを見たイフリートはAの顔を舐めた

『ふふw 擽ったいよw でも、ありがとう

僕はね、愛されなくてもよかったんだ。ただ最後の家族のイツキだけは愛されて欲しかった...

まあそれも向こうじゃしてくれなかったんだけどね』

Aは静かに話し始めた。イフリートはただ彼女の隣に座り、心配そうに見つめていた

『僕達には殺.しの才能があるみたいでね 2人して国の為にって言われて王様の言うことを聞いてきたんだ...

勿論最初は怖かったんだよ?だけどそれ以上に違反をして国に帰ることが怖かったんだ...

だけどこの間失敗しちゃったんだ だから国から逃げてきたの

その時に君のご主人様と会ってね 正直な事を言えば着いて来て正解だった

ここだったらイツキを愛してくれてるから...

ねえ、イフリート もし僕がいなくなったらイツキの支えになってくれる?あの子は動物が好きなんだ

今まであの子には悲しい思いをさせてたから...お願いね?』

イフリートは今にも泣いてしまいそうな彼女と共にただ静かに座っていた

しかしそんな時間も終わりを告げた イフリートがいきなり吠えだしたのだ

Aは緊急事態だと気付き持っていた銃を構え、戦闘態勢になった

しかし彼女は近距離戦が苦手だった

そのため10人近くの大人達相手にして勝てなかったのである

彼女は気絶させられ連れ去られた

その頃イフリートは自分とAだけでは無理だと判断したのか、ゾムの元へ行っていた

ゾムが着いた頃には血痕とAの持っていた銃、何人かの死.体があるだけだった

ゾムは急いでインカムを点け

「皆!大変や!Aが攫われた!」

と幹部全員に言った



______
更新が遅くなってしまいすみません

またいつもどうりの更新ペースになると思います

これからもよろしくお願いします

16話 ☆→←14話 ☆



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麻倉詩悠(プロフ) - ちささん» ソウデスネ。 (2018年8月20日 19時) (レス) id: a040d2aa31 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - リリカちゃんマジかわいい (2018年8月20日 18時) (レス) id: 66b8654969 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ちささん» ありがとうございます! (2018年8月8日 10時) (レス) id: edd37ea5f2 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - 応援してます!更新頑張って下さい。 (2018年8月8日 9時) (レス) id: 9ec0272e47 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ちささん» メモ怖いねんけどwww (2018年7月3日 23時) (レス) id: edd37ea5f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麻倉葵 x他2人 | 作成日時:2018年6月24日 9時

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