A miracle of chance （青）short story 5

Sweet Night ページ10

「翔太くんの手も顔も好き」


翔「ふふ、何急に笑」


「声も好き」


翔「んふふ笑」


「赤ちゃんみたいなとこも可愛くて好き」


翔「可愛いでしょ？笑」


「うん。…でも、さっきみたいな翔太くんも、好きだよ」


翔「オス出ちゃったよね」




そう言って笑ってる。





「…笑ってる顔も大好き」


翔「もーそろそろストップ。ダメ、恥ずいです笑」




手を繋いだまま顔を隠してしまう。


この時間がずっと続けば良いのにな、なんて、、




翔「…俺も好き」


「えっ？」


翔「もう言わない」


「…ありがと、嬉しい」





今日はとことん良い夢見れそうだなって思いながら目を閉じると、




翔「…寝るの？」


と、翔太くんが拗ねたような顔で見てくる。




「どしたの？寝ないの？」


翔「…というより、寝かせたくない」





その瞬間チュッと音を立ててキスされる。



甘々モードの翔太くんに喜んでいたのも束の間、



翔「さっきスルだけが全てじゃないって言ったじゃん」


「うん…」





確かに言ってたけど…

すると今度は耳元で囁くように話す翔太くん。




翔「Aの弱点見つけたかも」




そう言うと翔太くんの手が再び服の中に入り、私の胸の先端を弄ぶ。



その手の動きと平行して耳を軽く噛んだり、舐めたり、わざと音を立てて吸ってくる。





「あっ…やだっ、しょうたく…やめて」




執拗に繰り返すその動きに自分じゃないみたいな声が寝室に響く。




翔「ごめん…ちょっと無理だわ」





そう言うと、今度はズボンの中に手を移動させ、ショーツの上からゆっくりと私の熱くなりすぎてる場所を触る。




たちまち私は自分で恥ずかしくなるくら声と共に、ビクッと身体をそらせて反応してしまう。





肩で息をしながら、翔太くんの首に手を回して思い切り抱きついた。






翔「…気持ち良かった？」


「…うん…」


翔「…ふふ、可愛い」





今度こそ2人とも疲れ切って、抱き合ったまま甘い夜の余韻を残して眠りについた。








Fin.

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