Sweet Night ページ9
今まで翔太くんと、行為以外のことをしてない訳ではなかった。
だけど、今日みたいに集中的なことはなくて…
さっきまでSっ気たっぷりだった翔太くんが、なんだか急に甘えん坊に思えて可愛かった。
翔「…っ、あ、それ、やばい」
私はキスをしながら、ひたすらに翔太くんへの愛しい気持ちが溢れて自分が出来ることを精一杯した。
「気持ちいい…？」
翔「…うん、めっちゃ」
「…もっと？」
翔「うん、もっと…して」
時折漏れる翔太くんの吐息混じりの声を聞き、苦しそうに歪める顔を見て、もっと気持ち良くしてあげたいって思った。
・
・
・
今は翔太くんが果ててソファーに項垂れている。
とりあえず寒そうなので、「大丈夫？」と声をかけて近くにあったバスタオルをかけた。
翔「…A、すごいね」
「な…にが？」
翔「んー、いろいろ」
こんな時喜ぶべきか分からなくて、どちらかというとかなり恥ずかしい。
はぁーと大きく息を吐いた翔太くんが今度は大の字にソファーに座る。
「寝室、移動してから寝た方が良いんじゃない？」
「風邪引いちゃいそうだしさ」とご馳走になったお茶の食器を片付けていると、
翔「もう終わるつもり？」
「え？」
翔「俺だけじゃなくてAも」
「えっ？…いや、私はだから今日…」
翔「別にスルことだけが全てじゃないでしょ？」
？
この時はまだ翔太くんの言ってる意味が分からなかった。
とりあえず私たちはその後並んで歯磨きをしたり、翔太くんの美容グッズを見せてもらうツアーをした後で、2人仲良く寝室に向かった。
てっきり疲れて寝てしまうと思っていた翔太くんが、逆に元気なので少し拍子抜けしてしまう。
「眠くないの？」
翔「なんでさっきから寝かせようとすんの？」
「翔太くんといえばよく寝るイメージが…」
翔「まぁ…確かに笑」
「明日早くないの？」
翔「まぁまぁゆっくり」
「それなら良いけどさ」
こうして向かい合って、ベッドの中で話してる時間がドキドキするけどすごく楽しかった。
翔「Aは大丈夫なの？その…お腹痛いとかない？」
「薬飲んでるから大丈夫だよ、ありがとう」
こんな優しい翔太くんが大好き。
「翔太くん」
翔「ん？」
「手、繋いでもいい？」
翔「うん」
そう言うと、翔太くんの方から繋いでくれる。
実は手を繋ぐ機会ってそんなにないから、すごく嬉しかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1749人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
由希(プロフ) - あと、Twitterフォローさせて頂きました。よろしくお願いします (7月30日 0時) (
レス) id: 4a86c3b00e (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 読みました!次に進みます。お気に入り登録したのってわかるんですね!めっちゃ好きです!これからも楽しみにしてます😊 (7月30日 0時) (レス) @page44 id: 4a86c3b00e (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 由希さん» ありがとうございます！すごく嬉しいです😭由希さんがお気に入り登録して下さっていたのは知っていたのですが、コメントまで頂けて感謝の気持ちでいっぱいです🥲この先も短編が続くので引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです☺️ (7月29日 23時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - はじめまして、一気にここまで読んで、何回も読み直したりしてます!めっちゃ大好きでなかなか先に進めなくて、本当に大好きだから、何回も何回も読んでます!Twitterもフォローさせて頂きました。これからも楽しみにしてます (7月29日 7時) (レス) @page15 id: 4a86c3b00e (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - ゆきさん コメントありがとうございます！こちらの作品へのコメントは久しぶりだったのでついテンションが上がってしまいました！笑 数ある作品の中から見つけて頂き感謝です（ ; ; ）今別の作品も連載中ですので、気が向いた際に読んで頂けたら嬉しいです♡ (2021年10月18日 22時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：R
| 作成日時：2021年8月30日 15時
