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翔「…今日なんでそんなずっと可愛いの？」
「…今日だけなの？」
翔「ふはは、笑 いつもだけど、今日はやけに可愛い」
そう言って優しく笑う翔太こそ、今日は何だかやけに甘い。
「私、翔太に久しぶりにAって呼んでもらえて嬉しかった」
翔「は？呼んでんじゃんいつも」
「呼んでないよ！…ちょっと待って、嘘でしょ？無自覚？」
翔「え、なんでなんで？」
翔太は訳が分からないという顔をしている。
「ここ最近、ずーっと‘’おまえ“って呼ばれてたよ」
翔「嘘…マジ？言ってよ」
「わざわざ…言えないよ。だからさっき自然に名前で呼んでくれて、本当に嬉しかった」
翔「それは…悪かった、です。…ごめん」
翔太が本当に申し訳なさそうに頭を下げてから、再び私をギュッと抱きしめた。
「…これを機に、またちゃんと名前でも呼んでね？」
翔「A」
「ん？」
翔「AAA」
「ちょっと、そういう事じゃない、笑」
そんなやり取りで、翔太がまた大きな口を開けて楽しそうに笑うから。
あぁ、大好き。
早くまた一緒にいたいって、
すごくすごーく思った。
「…翔太こそ、今日泊まって行けば？」
離れがたくなった私は、翔太をキツく抱きしめてなるべく離れないようにしてしまう。
翔「…これじゃ動けねぇじゃん、笑」
「だって…まだ一緒にいたい」
翔「…また可愛い事言ってんな」
そう言ってフッと微笑みながら、私の顔を両手で優しく包む。
「…やだ？」
翔「…嫌な訳ないっしょ。俺もできればそうしたいけど…ちょっと帰ってやらなきゃいけない事あるから」
「…なに？」
翔「んー…内緒」
「えー？」
すごく気になったけど、就活関係の事で何か言いにくい事でもあるのかなって思ったらこれ以上は何も言えなくて…
分かりやすくシュンとしていたら、翔太の手がそっと頭を撫でる。
翔「必ず来週帰るから、待ってて」
「…うん、待ってる」
そんな約束を交わし、私がマンションに入る所まで翔太に見送ってもらいながら、手を振って別れた。
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R(プロフ) - みかさん» 嬉しいですー！ありがとうございます🥺✨ (2022年8月31日 14時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みか - あっという間に読んじゃいました🤣 (2022年8月30日 19時) (レス) id: d2e789e792 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - まりもさん» そんなそんな😳💦でも嬉しいです。読んで頂きありがとうございました🥺✨ (2022年8月27日 5時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 話がちで神すぎません！？こんなに神作が作れるだなんて...尊敬してます！🤗 (2022年8月26日 10時) (レス) @page50 id: c571029d19 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - pupupupu8887さん» そんな風に言って頂けて私も幸せです🥺ありがとうございます！またお話が書けるよう頑張ります☺️ (2022年8月24日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年8月12日 17時
