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翔太side
先週受けた面接が通り、今日は2回目の面接を終えたスーツの帰り道。
バイトだけの日と違って、やっぱりスーツを着ると何だか身が引き締まるような気持ちになる。
結果は来週だけど、これが採用なら再び俺は仕事を始められる。
そしたら今度こそAの所へ戻ろう。
そう考えただけで自然と顔がニヤけてしまう。
まだ結果も分からないのに、少しだけ前進した自分に浮かれていた。
今夜は時間が読めなかったので駅前で夕飯を済ませ、そのまま歩いて帰っていたら、通りのスーパーから袋を抱えたメイちゃんが出てきた。
翔「メイちゃん」
メ「あっしょっぴーさん！お疲れ様です！今帰りですか？」
翔「うん。メイちゃんも遅いね、バイト？」
「はい！今日ラストまでの日だったので」
翔「そっか、お疲れ。それ貸して、持ったげる」
俺は買い物袋に手を伸ばす。
メ「えっ！やだ！めっちゃ優しい！惚れちゃう！」
翔「惚れんな、康二泣くから。笑」
今週が家事当番のメイちゃんは、本当に毎日一生懸命に家の事をしてくれている。
それなのに先週の俺といったら、ほとんどと言っていいほど何もせず3人に甘えてばかりいた。
こういう所がダメなんだよなぁって、Aの痛い程刺さる視線を思い返しては肩を落とした。
しばらく何気ない会話をしながら歩いていたら、急にポツポツと雨が。
翔「うわっ、最悪！スーツ濡れるわ！メイちゃん走るぞ！」
メ「あっ、はい！」
こうして俺たちは走って帰りを急いだ。
・
・
・
すぐ近くだったので幸いそんなに濡れずに玄関前に到着。
着いた途端に本降りになり始めて、本当危なかった…
メ「セーフでしたね」
翔「ね、」
メイちゃんが鞄からカギを取り出し、玄関の扉を開けてくれる。
…と、そこに
なぜかめめとAが立っていて、二人で鞄やら服やらをタオルで拭いている。
「えっ…翔太…？何…してんの？」
翔「…お前こそ、なんでここにいんだよ」
お互いに驚きすぎて、全く訳が分かっていない。
メ「お2人は…知り合いですか？」
メイちゃんが聞きにくそうに尋ねてくる。
翔「あ…うん、まぁ」
こういう時、なんて答えれば良いのか。
チラッとめめを見たら、明らかに動揺した表情でAを見ていて。
あ…嘘だろ、
お前の好きな奴って、もしかしてAなの？って、
俺も負けじと動揺した。
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R(プロフ) - みかさん» 嬉しいですー！ありがとうございます🥺✨ (2022年8月31日 14時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みか - あっという間に読んじゃいました🤣 (2022年8月30日 19時) (レス) id: d2e789e792 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - まりもさん» そんなそんな😳💦でも嬉しいです。読んで頂きありがとうございました🥺✨ (2022年8月27日 5時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 話がちで神すぎません！？こんなに神作が作れるだなんて...尊敬してます！🤗 (2022年8月26日 10時) (レス) @page50 id: c571029d19 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - pupupupu8887さん» そんな風に言って頂けて私も幸せです🥺ありがとうございます！またお話が書けるよう頑張ります☺️ (2022年8月24日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年8月12日 17時
