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#32 ページ32

そして迎えたデート当日、






「全然寝れなかった…」





今日の緊張と、昨日のキスの余韻でほとんど眠れずに朝になってしまった。






とりあえず支度…





私は辰哉のアドバイス通り、予め選んでいたボーイッシュ代表のような白Tをクローゼットから取り出す。




そして久美のアドバイスで一点だけ買い足したデニム地のジャンパースカートを重ねる。



このスカート、可愛くてすごく気に入ってるんだ。






久「ボーイッシュって言っても可愛い感じも入れたくない?」




そんな久美の提案でパンツスタイルからスカートに変更した。

そして久美はチークとリップも一緒に選んでくれた。





普段はメイクをしない私だけど、今日はちょっとだけ挑戦。





慣れない手つきで一生懸命メイクを施し、髪を整え、







いざ、…出発!













今日は絶対に渡辺くんより先に着きたいという目標が私にはあった。





いつも彼を待たしてしまっているので、たまには私が渡辺くんを迎えたくて。






電車を乗り継ぐ為に大きな駅に降りたった際、


「すみません」と、後ろから声を掛けられる。







振り向くと年配の女性の姿が。





「はい…」





『すみません、〇〇駅に行くのに乗り場が分からなくて…』





女性は困ったようにハンカチで汗を拭いながら私に尋ねる。





『地方から来たもので…ごめんなさいね』





ここは乗り継ぎが複雑な駅。

地方から来たなら迷って尚更混乱するだろう。






口で説明するのが下手な私は、


「こっちです。一緒に行きましょう?」と、女性を乗り場まで案内する事にした。





移動しながら女性と会話をする中で、今日はお孫さんの発表会を見に来る為に東京に来たと教えてくれた。





きっと終わった後にプレゼントするのであろう紙袋を抱える姿を見て、ほっこりした気持ちになる。






「ここから乗れば一本で着きますよ」





乗り場まで案内すると、『ありがとう、助かったわ』と何度も頭を下げる女性。





「全然です!発表会、楽しんで来て下さいね」





私は笑顔で女性に手を振り、電車に乗り込む姿を見送る。





…そして腕時計に目を落とす。






見れば検索していた乗車時刻をとっくに過ぎていた。







「あぁ、やばい…!」






私はダッシュで自分の乗り場へと引き返した。

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R(プロフ) - のまんぼーさん» とっても嬉しいです🥺💕読んでくださってありがとうございました!✨ (9月30日 2時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
のまんぼー(プロフ) - 初めまして。すごく素敵な作品でした!お互いが好きで切ない感じがめちゃくちゃ好きでした! (9月25日 23時) (レス) id: b15a367a8c (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん» いつも本当にありがとうございます😭みかさんのコメントめちゃくちゃ励みになってます🥺✨ (7月5日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みか - お疲れ様でした✨いつも読み応えあります (7月3日 20時) (レス) id: d2e789e792 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みんみんさん» こんなデートがしてみたかったなんて、本当に嬉しいお言葉です🥺ありがとうございます🥺💕最後まで読んで下さりありがとうございました☺️✨ (7月3日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:R | 作成日時:2022年6月21日 20時

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