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#11 ページ11

それから私も久美と入れ違いに急いでトイレへ向かう。




急ぎ足で教室に戻って来た際に、廊下にいた複数の女子グループがヒソヒソと話しながら私の方を見ていた。





またか…





ここ最近ではこういった事は見慣れた光景。





いちいち気にしてちゃダメだよねって、自分に言い聞かせる。





だけど…





『え、うそ?あれが?』

『全然普通じゃん』

『てか私の方が可愛くない?笑』

『あの人じゃなくて、やっぱりさっき一緒にいた人が彼女なんじゃない?』





そんな言葉の数々が嫌でも耳に届いてしまう。





最後の言葉は完全に久美の事。






やっぱりみんな、思う事は一致しているんだな…







普通でごめんなさいね、

可愛くなくてすいませんね、






そんな卑屈な思いを抱えながら存在を消すように教室へと駆け込んだ。














久美から「今日またカフェ行こう!」と誘われた昼休み。






「渡辺も部活だし良いよね?」なんて聞いてくる辺り、久美もきっと誘うのを遠慮してくれていたのが伝わる。






「行く!…そういえば宮舘先輩とはどう?」






久「実は…ほぼ毎日連絡とってるんだ」






「えっ!そうなの?!」






恥ずかしそうに声を弾ませ、キラキラの笑顔を見せる久美。





宮舘先輩の話をする時の久美は、やっぱりとびきり輝いている。





久しぶりに生で見る2人の絡みにも期待しつつ、先程の嫌なことは無理矢理に忘れて、私は放課後を楽しみにする事に集中した。













5限が始まる前、久美が慌てて私の元へやって来る。






久「ごめん!今日生徒会の集まりあるのすっっかり忘れてた!」





「え?そうなの?」





久「うん、けどいつも30分くらいで終わるんだよね」





「じゃあ私待ってるよ!」





久「本当?…ごめんね?」





「全然!暇だし良いの良いの、笑」






久美は生徒会の書記もしている優等生。


もう一緒にカフェに行くモードになっていたし、私自身待つのは全然苦痛じゃない。








という訳で、久美の委員会が終わる時間までの間、放課後時間を潰す事になった。

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R(プロフ) - のまんぼーさん» とっても嬉しいです🥺💕読んでくださってありがとうございました!✨ (9月30日 2時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
のまんぼー(プロフ) - 初めまして。すごく素敵な作品でした!お互いが好きで切ない感じがめちゃくちゃ好きでした! (9月25日 23時) (レス) id: b15a367a8c (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん» いつも本当にありがとうございます😭みかさんのコメントめちゃくちゃ励みになってます🥺✨ (7月5日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みか - お疲れ様でした✨いつも読み応えあります (7月3日 20時) (レス) id: d2e789e792 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みんみんさん» こんなデートがしてみたかったなんて、本当に嬉しいお言葉です🥺ありがとうございます🥺💕最後まで読んで下さりありがとうございました☺️✨ (7月3日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:R | 作成日時:2022年6月21日 20時

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