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辰「確認なんだけどさ、2人付き合ってるの？」
先程の現場を疑問に感じてる辰哉からそんな質問が。
「…付き合ってないよ」
力無く答える。
辰「けどさ、Aちゃんはなべの事好きだよね？」
！！！？？？
「え！？な…なんで？」
辰「ははは！やっぱり！笑」
「違う…よ！」
辰「いやいや、そんな顔赤くしといて違うは無理あるっしょ、笑」
「そっかそっか、やっぱな〜」と何だか辰哉は勝手に一人で盛り上がって楽しそう。
何となく辰哉に嘘ついても意味なさそうなので、好きという事をもう認める事にした。
辰「なべはAちゃんの気持ち、気付いてないんだ？」
「気付くも何も、渡辺くんは私と辰哉の恋を応援してるよ」
辰「えっ？！ええっ！？…Aちゃんて………俺の事…好きなの？」
「ううん、全然」
辰「なぁんだよ！全然はやめろ！笑」
そこで私は渡辺くんとの出会いの経緯から、今までの事を全て辰哉に説明した。
渡辺くんの好きな人には好きな人がいる事。
その事を知ってるにも関わらず、渡辺くんに隠している事。
私は渡辺くんが好きだけど、彼が気兼ねなく私にお願いできるよう、私も好きな人を作る必要性があった事。
それをたまたま辰哉にしてしまった事。
そして結局、お互いの恋の協力をする事になってしまった事…
もちろんプライバシーに関わるので、渡辺くんの好きな人が久美だという事は伏せたまま。
辰「なぁるほどね〜」
私の拙い説明でも、辰哉は素早く事の状況を理解してくれたようだった。
「変な形で巻き込んでごめんね…？」
辰「偽の好きな人役ね、笑」
「…ごめん」
辰「しかも勝手に振られるし」
「…ごめん」
辰「ははっ、うそうそ！全然いいって！笑」
辰哉はそう言って柔らかく笑ってくれる。
辰「Aちゃんも自分の恋心抑えながら板挟みになってお気の毒だねぇ」
「ん〜…、なんだか複雑な心境だよ」
辰「いやぁ…でもしかし、、なべも意外と不器用なんだなぁ…」
「え？」
辰「あ、いや、こっちの話」
そう言って苦笑いする辰哉が少し気になったけど…
辰「まぁさ、俺で良ければいつでも話聞くし。遠慮しないで言って？」
「うん、ありがとう」
そんな風に1人で抱えていた悩みを誰かに打ち明けられた事が、いくらか私の胸を軽くした。
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R(プロフ) - なおさん» 何度も読んで頂き嬉しいです🥺こちらこそありがとうございます！ (8月17日 22時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 初めまして！このしょっぴーと主人公ちゃんが大好きですー💕実は何度も読み返していて😊今日もきゅんきゅんさせて頂きました♥️ありがとうございます！続きもまた読みます💙 (8月17日 16時) (レス) @page50 id: 61924ce533 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みみみさん» 嬉しすぎます！ありがとうございます🥺✨ (2023年4月5日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みみみ - 素敵すぎです！あー、しょっぴーに惚れてしまった♡ (2023年4月5日 13時) (レス) @page50 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - ピカンチ★さん» この作品を見つけて下さりありがとうございます🥺💙ハニレモ良いですね☺️🍋お時間がある際に良かったら番外編も覗いて下さると嬉しいです🥺💙 (2022年6月25日 19時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年5月22日 14時
