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翌日
昨日の最後の渡辺くんの態度が何だか気になり、今日もう一度ゆっくり話せたらと思っていた。
だけどこの日、渡辺くんが私のクラスに顔を出すことはなくて。
…かと言って、自分から隣のクラスを覗きに行く勇気もない。
しかし会わなくて良いタイミングで、偶然渡辺くんに遭遇する事になってしまった。
それは放課後の事。
佐「今日暇だから遊ぼー」
さっくんが久美と私に声を掛けてきた。
「まぁ、さっくんならいっか」と久美が了承し、結局3人でカフェに行く事になった。
とは言え、今日は久美にとって決戦の日。
さっくんは久美が宮舘先輩に気持ちがある事は知らない。
「あ〜なんか腹減ったねー」と、隣で呑気にさっくんは笑っている。
3人で何気ないお喋りをしながら玄関に来た時、
渡辺くんにバッタリ会ってしまった。
渡辺くんは驚いたように私たち3人を順番に見ている。
パチっと目が合ったとき、渡辺くんは私が目を逸らすまでずっと見つめてくるので、いつも以上にドキドキした。
佐「うぉ！翔太じゃん！おっちー！」
渡「おー」
佐「何してんのー？」
渡「部活行くか行かないか迷って彷徨ってたとこ」
佐「いや行けよ！笑」
渡「そっちは？今から帰り？」
私に目を合わせて聞いてくる。
会話のきっかけができて嬉しいくせに、
多分こういう時は久美に話題を振れば話せるきっかけになるのでは？
…と、こんな時でも渡辺くんを応援してしまう自分が悲しい。
佐「そう！で、今から3人でカフェ行くんよ」
代わりにさっくんが答える。
渡「へぇ」
佐「そだ！翔太も行こうぜ！」
何も状況を知らないさっくんが、無邪気に渡辺くんを誘い始めた。
え？！と、私は思わず狼狽する。
そんな事になったら、久美が宮舘先輩の事を好きだというのがバレてしまう。
しかも今日はよりによって、久美から先輩に連絡先を聞く日。
チラッと隣の久美を見れば、
これからの事を考えて心ここに在らずという感じ。
しかし万が一ここで久美に断られたとしても、渡辺くんが傷付いてしまう。
色々な事を想定して一人焦りまくった私は、
「え…ちょ…っ！ダメだよ！今日は3人だけって言ったじゃん！渡辺くんも部活あるし、ねっ？！」
かなり必死に、
そして強引に、
その流れを断ち切ってしまった。
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R(プロフ) - なおさん» 何度も読んで頂き嬉しいです🥺こちらこそありがとうございます！ (8月17日 22時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 初めまして！このしょっぴーと主人公ちゃんが大好きですー💕実は何度も読み返していて😊今日もきゅんきゅんさせて頂きました♥️ありがとうございます！続きもまた読みます💙 (8月17日 16時) (レス) @page50 id: 61924ce533 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みみみさん» 嬉しすぎます！ありがとうございます🥺✨ (2023年4月5日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みみみ - 素敵すぎです！あー、しょっぴーに惚れてしまった♡ (2023年4月5日 13時) (レス) @page50 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - ピカンチ★さん» この作品を見つけて下さりありがとうございます🥺💙ハニレモ良いですね☺️🍋お時間がある際に良かったら番外編も覗いて下さると嬉しいです🥺💙 (2022年6月25日 19時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年5月22日 14時
