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‘’待っててほしい‘’と言われた電話から早くも1ヶ月が経過していた。
翔太からの連絡はまだない。
待つ期間がどれだけかも分からない私にとって、毎日が不安だった。
翔太を信じたいけど、もし、このまま待ち続けてそのまま連絡なしに終わってしまったら…
そんな不安がよぎるたびに、涙を堪えては別の事を考える日々。
幸い、この1ヶ月の間に中間テストがあり、文化祭がありと大忙しで、土日の境もないくらい私はバタバタと慌ただしい毎日を過ごしていた。
忙しくしている間は、翔太のことを忘れられるのでありがたかった。
…それに、例えこれまで通りだったとしても、私のこの仕事の状況をきっかけにケンカになっていたことも想像できた。
仕事も頑張りたいし、翔太の事も大切にしたい。
２つのことに一生懸命になるって、簡単なようですごく難しいんだな…
私がもう少し器用になれたならどんなに良かったか。
そしたら翔太と向き合う時間がたくさん取れていたかもしれないのに…
試験問題と格闘しながらそんな事を何度も思った。
そして、翔太もこんな風に、どんな形でも良いから私を思っていて欲しい…考えていて欲しい…
そんな願いも何度も繰り返す日々だった。
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怒涛の1ヶ月が過ぎ去ったある日、
少しずつ失恋の痛手から回復しつつある向井先生とお昼を共にしていた。
向「あっちゅう間に11月になってまうねぇ」
「本当だねぇ」
向「ついこの間中間テスト終わったっちゅーのに、来月後半にはまた期末テストなんて…早すぎん？」
そう言って深いため息をついている。
生徒たちにも大変なテストだが、我々教師にとってもテスト期間はなかなか大変なのだ。
向「次のデッサンテスト何にしよ」
「向井先生って、本当真面目だよね」
向「ちょ、やめ！面白キャラでやってんやから！」
そんな会話で自然と笑顔になる。
家に帰れば翔太を思い出して塞ぎ込む事が多いので、彼と話す時間は笑顔を引き出してもらえるありがたい時間だった。
向「…（人1）ちゃん、最近どう？しょっぴーと仲直りできたん？」
ここ最近は話題を避けていた彼の方から、ふいに聞かれる。
「ううん…まだ。待ってて欲しいって」
向「…そうなんや」
「大丈夫。きっとすぐ…今年中には必ず連絡くるから」
向「そうやで！毎日寝て起きてを繰り返してたら、いつの間にか仲直りや！」
彼に励まされながら、そんな言霊を願った。
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R(プロフ) - 莉奈さん コメントありがとうございます。2人の幸せを気長に待って頂けると嬉しいです🥺✨ (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - あーさんさん いつもありがとうございます☺️マシュマロもしっかりと受け取りました😭💕またしっかりお返事させて頂きますね✨ (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - るなさん いつも率直なご意見ありがとうございます🙇♀️✨ (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - shotamon93さん 貴重なご意見ありがとうございます。せっかく読んで下さっているのに飽きさせてしまってすみません😢 (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん えぇ😭💦泣かせてしまってごめんなさい😭💦 (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年2月9日 14時
