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Shota side
深「やっとAちゃんに出会ってまともになったと思ったのに、振り出しとかマジ勘弁だから」
翔「…うるせー」
深「加奈ちゃんも加奈ちゃんで、こんな奴やめて俺を好きになればいいのに」
翔「1番はそこだろ」
深「うっさいわ」
そんな会話でフッとお互いに笑い合った。
本当は分かってる。
ふっかが俺をすげー心配してくれてるって。
翔「俺、正直まだAに会うのが怖いんだ。嫉妬心凄いし、信じてるのに…信じてあげれないっつーか…」
深「確かにお前が嫉妬したら面倒臭そうだし、やばそう」
翔「うるさい」
深「けど、モタモタしてたら良き理解者のもっちゃんだったり、爆イケな元彼にすーぐ取られちゃうかもよ？」
翔「…はっ？ぜってーそんなの無理だから」
深「はいはい、すぐ怒んない。そーゆうとこ。そんなんじゃAちゃんにまた同じこと繰り返すよ？」
ピシャリと言われてまたしても言い返せない。
深「確かにもうちょっと大人になんないと、今のおまえじゃAちゃんには会えないかなー」
翔「加奈さんにした事も、話さないと…」
深「だな、そこは正直に謝んな。あとはまたしっかり日常をやり直して、自分にちゃんと余裕が生まれた時、初めて自信を持ってAちゃんを迎えに行けると思うけどね、俺は」
翔「日常やり直すのはできたとして…余裕とか自信とか…あとは信頼取り戻すとこからか…」
深「それはお前次第なんじゃねーの？俺はお前じゃないから、なべにしかそのタイミングは分かんねーわ、笑」
翔「…ん」
深「まぁ極端な話、相手を無条件に信じて受け入れられる懐の深さと、何があっても失いたくないって強い気持ちがあれば、自ずとその時に身体は動くんじゃね？」
…ふっかの言葉は、俺が求めていた答えに到達したような、そんな説得力があった。
翔「…ふっかのくせに」
深「あぁ？お前が休んでる間に珍しく必死で書いたノート見せてやんないからな？」
翔「…それは困る」
深「お前の代わりに全部バイトも出たんだぞ？」
翔「それはマジでごめん。絶対借りは返します…」
そんな会話をして、最後には笑ってふっかは帰って行った。
あいつがまた、腐り切ったこの俺にやり直すきっかけをくれた。
ここは素直にふっかに感謝をして、
まずは明日から、再び日常を始めよう。
Aに会った時に、決して恥ずかしくないように。
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R(プロフ) - 莉奈さん コメントありがとうございます。2人の幸せを気長に待って頂けると嬉しいです🥺✨ (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - あーさんさん いつもありがとうございます☺️マシュマロもしっかりと受け取りました😭💕またしっかりお返事させて頂きますね✨ (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - るなさん いつも率直なご意見ありがとうございます🙇♀️✨ (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - shotamon93さん 貴重なご意見ありがとうございます。せっかく読んで下さっているのに飽きさせてしまってすみません😢 (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん えぇ😭💦泣かせてしまってごめんなさい😭💦 (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年2月9日 14時
