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Tatsuya side
なべが、おかしい。
店でAちゃんと色々あったことは知ってるし、その後もただ力無くいつも俺の隣にいたこともちゃんと知ってる。
バイトは覇気はないものの、一応はちゃんとこなしていた。
なのにどういう訳か、昨日選択授業でたまたまなべと会わなかった日を境に、あいつと連絡が取れなくなった。
バイトにはさすがに来るよなって思って、夕方店へ行く。
だけど今日はなべとシフトがかぶる日なのに、時間が過ぎてもあいつは姿を見せなかった。
店長に「…なべ、バイトも来ない感じっすか？」と尋ねた。
店「バイトもって…大学来てないの？」
深「そうなんすよ、急に来ないし連絡も取れないしで」
店「…バイトは僕が休んでって言った」
深「えっ！なんで？」
店「昨日ね、しょっぴー目が死んでたの、ずっと。注文は間違えるしグラスは割るしで。…誰だって失敗するし、普段は僕も気にしないんだけどさ」
目が死んでる…
嫌な予感がした。
店「お客様に愛想もない感じだったから、さすがに見過ごせなくてね。少し厳し目に休むように言っちゃったんだ。
…しょっぴー、なんかあったの？ふっか、彼から何か聞いてる？」
俺らより少し年上の店長は本当に良い人で、滅多に怒らない人。
普段はなべとも仲良しな彼が厳しく忠告するなんて、よっぽどだと思った。
深「だいたいの原因は分かってるんですけど…もしかしたら知らない間に更に拗れた可能性大っスね」
店「そっか…僕としてもしょっぴーは必要な人材だし、やっぱり元気に戻ってきて欲しいんだよね。…ふっか、よろしくね」
深「あ…はい」
よろしくされてしまったのは良いけど…
連絡取れないんだよなぁ…
とりあえずこの日は普通にバイトを終え、夜にまた電話を入れたけどやっぱり出ることはなかった。
・
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それから1週間、同じような状況が続いた。
連絡は相変わらず既読スルーだし、電話も出ない。
大学にも来ない。
あとこの状況を聞けるのは…
そう考えていた時、大学のカフェで加奈ちゃんを見つけた。
学部が違う俺らはほとんど学内で会うことは無いんだけど、今日はたまたま。
嬉しくて、一瞬なべの事を忘れて普通に話しかけに行く。
深「加〜奈ちゃん」
加「あ…辰哉くん、…久しぶり」
そう引きつった笑顔で笑う彼女の目が、キョロキョロとなべを探しているのはすぐに分かった。
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R(プロフ) - 莉奈さん コメントありがとうございます。2人の幸せを気長に待って頂けると嬉しいです🥺✨ (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - あーさんさん いつもありがとうございます☺️マシュマロもしっかりと受け取りました😭💕またしっかりお返事させて頂きますね✨ (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - るなさん いつも率直なご意見ありがとうございます🙇♀️✨ (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - shotamon93さん 貴重なご意見ありがとうございます。せっかく読んで下さっているのに飽きさせてしまってすみません😢 (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん えぇ😭💦泣かせてしまってごめんなさい😭💦 (2022年3月8日 0時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年2月9日 14時
