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お昼ごはんを子どもたちと食べる頃には、3人は現場にすっかり打ち解けて、子どもたちからも大人気だった。
5歳児に混ざってモグモグと給食を頬張る翔太くんは、やっぱり同じ5歳児に見えてしまって。
そんな可愛い光景をこっそり見ながら、今日のこの奇跡みたいな出来事の喜びを1人噛み締めていた。
休憩時間になり、私が3人の所へお茶を運ぶことになった。
ノックをして応接室の扉を開けると、「あ〜!Aちゃんお疲れ〜」とニコニコ笑顔で迎えてくれた2人と、その横で照れた顔をしてる翔太くん。
「お疲れ様です!」
深「いや、今日はビックリだったよね!」
「うん、本当に」
佐「俺何度も先生じゃなくて、Aちゃんって呼びそうになっちゃって危なかった!笑」
深「今ね、なべがAちゃんに助け求めすぎって話を丁度してたの」
翔「…求めてねーし」
佐「いや求めてたっしょ!笑 何回見んだよって思ったもん!笑」
「でも翔太くんもみんなも、本当上手だったよ」
翔「…ほら」
深「本当に?良かった〜!」
「お昼寝の後もだいぶパワフルだけど…大丈夫?」
佐「全然余裕っしょ!普通にみんな可愛いし楽しいし!」
深「それよりさ、ずっと言いたかったんだけど…そのエプロンて俺があげたやつだよね?」
「あ、うん!そう!今日は気合いを入れる為に…笑」
深「だよねだよね?かあいーねやっぱ!」
佐「え、お前プレゼントなんかしてたのかよ」
深「まぁちょっとね」
それは以前、色々あって深澤くんが私の為にプレゼントしてくれたお気に入りのキャラクターのエプロンだった。
翔「…俺それ聞いてねーな」
佐「翔太妬くなよ、笑」
翔「妬いてねーし、ふっかのやり方がちょっと」
深「やり方ってなんだよ、笑」
そんな感じでその場は冗談ぽく済んだけど、確かに私もエプロンの事は話していなかったと反省し、後で正式に謝ることにした。
「翔太くん、…今日楽しい?」
部屋を出る前に、気になっていた事を彼に聞く。
翔「ん?楽しいよ。普通に気力も体力も使うけど、こんな事毎日してんのかって思うと尊敬する」
「そっか、良かった」
翔「…楽しそうじゃなかった?」
「ううん、単純に翔太くんが楽しんでくれてたら嬉しいなって」
翔「…」
深「え、待って俺らは?わら」
「あ、もちろん2人も!笑」
一安心したとこで3人に「ごゆっくり」と声を掛け、部屋を退出した。
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R(プロフ) - みおさん» こちらこそ何度も申し訳ありません😭そしてお手数おかけしてすみませんでした💦許可致しましたのでたくさん読んで頂けたら嬉しいです☺️ (2023年4月27日 7時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - メッセージ、何回も申し訳ありません😭Twitterを鍵付きにしましたので宜しければ許可して頂けると嬉しいです😄柚胡という名前です😭宜しくお願いします😭 (2023年4月26日 22時) (レス) id: 09dfc95e88 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - なるほど…。じゃあ、あたしは無理ですね…😭 (2023年4月26日 22時) (レス) id: 09dfc95e88 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みおさん» ごめんなさい、許可できてませんでしたか💦プロフィールにも書いているのですが、リクエストは鍵つきか閲覧専用のアカウントの方に限らせて頂いているのでもしかしたら見落としてしまっているかもしれないです😭💦申し訳ありません💦 (2023年4月26日 21時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ご返信ありがとうございます☺️Twitterも読ませて頂きたいので許可して頂けると助かります😭宜しくお願い致します😭 (2023年4月26日 2時) (レス) id: 3809767acd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R | 作成日時:2022年1月19日 23時