＊ ページ24
「あれって…」
照「待って、俺が行く」
何を思ったのか、照がその2人の背後からそっと近づいて行く。
照「お前らこんなとこで何やってんだ！」
「うわぁぁぁぁぁあ！」
大きく強めの声で照が声を掛けると私もつられてビクっとしてしまった。
照「うははは！笑」
照は冗談のつもりだったらしくめちゃくちゃ笑ってるけど、
深「えっ、もっちゃん！？…と、Aちゃん？」
佐「マジビックリしたぁー！何してんすかこんなところで！」
深澤くんと佐久間くんは本気で驚き、途中からは脅かした照に怒りをぶつけていた。
照「それはこっちのセリフだわ。お前ら何してんの？部活は？」
深「いやいやサボってないから。今日俺ら部活ないの」
ここは彼らの高校からは少し距離がある駅だけど…この辺に住んでいるのだろうか。
「家がこの辺なの？」
佐「いやいや、違うんすよ。A先生〜、助けて〜」
佐久間くんが困った顔で私にすがりついてきた。
深「あれ？てかその前に何で2人一緒なの？スーツだし」
「就職先の説明会に行ってきたんだよ」
深「えっ、一緒の職場なの？！」
「ううん、最寄りが同じで隣同士の別の高校」
佐「やべー！マジドラマチックじゃね？」
「ドラマチックかな？笑」
照「…腐れ縁なだけだから」
深「とか言って、もっちゃん嬉しそう〜笑」
照「お前、ぶっとばす」
やっぱりいつの間にかこの2人は良いコンビになっていた。
「そうだ…佐久間くん、どうしたの？」
話が逸れてたけど、佐久間くんが何やら困っている様子だったはず。
佐「そうそう！実は佐久間さん、今恋しててさぁ」
照「へぇ」
深「うはっ！興味ぜろ！わら」
気にすることなく佐久間くんは続ける。
佐「俺の恋敵のいるカフェに潜入しに行きたいんだけど…」
深「マジで女子しか客いないのよ。わら」
2人の話だと、佐久間くんの好きな子の好きなタイプの人がそのカフェにいるらしい。
どんな人なのか見に来たは良いけど、男性しか働いてないそのカフェの客層は女性が9割なんだとか。
佐「ねぇA先生、ここで会ったのも何かの縁だし、お願い！代わりに潜入捜査してきてくれない？」
「えっ…、潜入捜査って…」
佐「お願い！俺への合格祝いと思って！」
手を合わせ、大きな目でお願いされる。
合格祝いと言われてしまうと…弱い。
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R(プロフ) - ninaさん コメントありがとうございます！こちらの作品のコメントは久しぶりだったので嬉しかったです🥺✨一気読みなんて嬉しい限りです…😭今連載中のお話もどうか楽しんで頂けますように…🥺 (2022年2月3日 21時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
nina(プロフ) - 最初から一気に読みました😭最高です！！🖤💛💙に愛される人生を歩みたいです（笑）次のお話も楽しく読ませていただきたいと思います！ありがとうございました✨✨✨ (2022年2月3日 15時) (レス) @page50 id: 3feab5f3eb (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん ありがとうございます😭✨今回も無事完走できました🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みみみさん コメントありがとうございます😭✨わぁ〜嬉しいです😭💕また大大大好きと言ってもらえる作品を書けるように頑張ります☺️ (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みさん コメントありがとうございます😭✨そんな事言って頂けて声を出して喜んでしまいました…😭続編構想中なので出来たらまた読みに来て下さると嬉しいです🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年11月21日 15時
