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それから約2週間後。
私は正座をして携帯を握りしめている。
今日の正午に試験の結果が発表されることになっていた。
時計と睨めっこしながら、正午ぴったりにアクセスする。
あるあるだけど、アクセスが集中していて繋がらない。
ドキドキともどかしさと不安と…色々な感情が渦巻く中、再度チャレンジ。
繋がった…
自分の番号を上から辿っていく…
「…あった！！」
自分1人の部屋で大きな声を出して喜びを叫んでしまう。
私はすぐに翔太に電話を掛けた。
翔『…もしもし』
『…受かった！番号、あったよ！』
翔『えっ！マジ！？おめでとう！！！』
電話の向こうで翔太も本気で喜んでくれているのが伝わった。
『ありがとう、とりあえず…ホッとしたぁ』
これまで必死に勉強してきた日々を思い返すと涙が出そうになる。
もちろんこの先、配属先の高校を決める為の面談や説明会などやることは盛りだくさんだけど、第一関門は突破できた。
翔『うーー、俺も頑張んなきゃー』
そう、明日は翔太の試験の日。
『今までいっっぱい頑張ってきたんだから、自信持って！』
翔『うん…』
『忘れ物だけは気をつけてね』
翔『うん…』
珍しく弱気な声の翔太。
『…大丈夫？』
翔『Aから連絡来るちょっと前にさ、涼太と佐久間からも受かったって連絡きた』
『本当！？おめでとう！』
翔太曰く、宮舘くんと佐久間くんは同じ大学を一足先に受験したと言う。
明日は翔太と深澤くんの2人が。
そして年明けには井沢さんと阿部くんがそれぞれ同じ大学を受験するらしい。
翔『みんなすげー…』
『翔太だってすごいよ』
“大丈夫だよ”という言葉は逆にプレッシャーを与えてしまうと思い、私は出来るだけ励ます声かけで翔太の健闘を讃えた。
そして明日、試験が終わったら連絡する約束をして電話を切った。
・
・
・
翌日
ちょうどバイトの休憩中に翔太から連絡が来た。
翔『今終わった』
たった一行の文に彼の心情は読み取れない。
『お疲れ様！』
取り急ぎそれだけ送って、翔太の反応を待った。
すると、すぐに電話が鳴る。
『もしもし』
翔『今平気？』
『うん、お疲れ様。…ほぼ一日で疲れたでしょ？』
翔『めっちゃ疲れた…』
本当に疲れ切った声をしていた。
翔『あのさ…』
言いにくそうに、翔太が突然切り出した。
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R(プロフ) - ninaさん コメントありがとうございます！こちらの作品のコメントは久しぶりだったので嬉しかったです🥺✨一気読みなんて嬉しい限りです…😭今連載中のお話もどうか楽しんで頂けますように…🥺 (2022年2月3日 21時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
nina(プロフ) - 最初から一気に読みました😭最高です！！🖤💛💙に愛される人生を歩みたいです（笑）次のお話も楽しく読ませていただきたいと思います！ありがとうございました✨✨✨ (2022年2月3日 15時) (レス) @page50 id: 3feab5f3eb (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん ありがとうございます😭✨今回も無事完走できました🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みみみさん コメントありがとうございます😭✨わぁ〜嬉しいです😭💕また大大大好きと言ってもらえる作品を書けるように頑張ります☺️ (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みさん コメントありがとうございます😭✨そんな事言って頂けて声を出して喜んでしまいました…😭続編構想中なので出来たらまた読みに来て下さると嬉しいです🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年11月21日 15時
