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最初に渡辺くんに勉強を教えて欲しいと言われた日から2週間が経った。
約束の月水金はだいたい18時頃に来て、一緒に夕飯を食べてから勉強するというのが定番になっていた。
お互い夏休みではあったけど、日中私は大学に通うことも多く、家にいる時はほとんどパソコンと睨めっこで卒論を書く日々。
渡辺くんはバイトや私の家に来るまでの時間は家で勉強したり、阿部くんに勉強を教えてもらう会として、宮舘くん、深澤くん、佐久間くんと一緒によく5人で集まっていると教えてくれた。
夕飯作りは1人分も2人分もほとんど変わらないので、作るのは全く苦ではなかった。
むしろ今まで自分で作ったものを自分で食べるだけの時間が、渡辺くんの為に献立を考え、渡辺くんの為に作り、美味しいと言ってもらえることがこの上ない幸せな時間に変わった。
事前に渡辺くんに食べたい物をリクエストすることもあったりして。
今日はまさにリクエストのオムライスの日。
渡「うわっ！うまっ！！」
「ふふふ、またそのリアクション？笑 いつもありがとう」
渡「ほちらほほ あひがとう」
口いっぱいに頬張りながら話す姿は、まるで小さい男の子みたいで可愛い。
食事も終わり、隣同士に座った渡辺くんはテキストやらノートやらをテキパキと机に広げる。
こんな仕草も板についてきてるなぁと嬉しくなりながら、私も渡辺くんにしっかり教えるべく自分の高校時代に使っていた教科書などを準備した。
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「渡辺くーん…」
渡「え…はい。え？」
「今、船漕いでたよー」
そう。勉強開始から30分で渡辺くんの瞼はすっかり閉じてしまい、頭をカクカクと前後に振りながら眠り始めてしまった。
食事の後だから眠くなるのも無理ないんだけどね。
渡「うわぁ、やべ。…一回顔洗ってきて良い？」
「もちろん」
渡辺くんは急いで洗面所に向かって行った。
渡「ごめん」
顔を洗った時に濡れたであろう前髪をオールバックにして戻ってきた渡辺くん。
綺麗な顔立ちが余計に際立って思わず見惚れてしまう。
渡「ん？」
「ううん。疲れちゃった？少し休憩する？」
渡「いや、まだ始めて30分なのに寝る俺が悪い」
そう言いながら自分の頬をペチペチ叩いてる。
渡辺くんは結構ストイックらしい。
「じゃあもう少し頑張ろっか」
そうして今日も19時から21時までの勉強会が続いた。
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R(プロフ) - はるかさん» 一気読みだなんて嬉しいです、ありがとうございます🥺�△寮睫席犬魏爾泙妊好�ロールして頂くと実はパスワードが記載されています＾＾もし良かったら引き続き読んで頂けると嬉しいです☺️ (9月1日 17時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一気読みしてしまうほど引き込まれるストーリーでワクワクしました。�△砲魯僖好錙璽匹�必要で読めないんですね…（泣） (9月1日 12時) (レス) id: 7ea5ff59dd (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - またまた一気に読んでしまいました!本当にᎡさんのストーリーには毎回引き込まれてしまって、毎日読んでます。 (8月4日 7時) (レス) @page50 id: 4a86c3b00e (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - Daigo0211さん» 本当ですか🥺嬉しいです！ありがとうございます☺️✨ (7月16日 7時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
Daigo0211(プロフ) - いつもドキドキしながら読ませて頂いてます💙Rさんのお話好きすぎてどんどん制覇して行ってます😳 (7月14日 0時) (レス) id: 2f0ef62747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年10月28日 16時
