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翔太くんと目黒くん ページ25

インターホンを鳴らすと「はーい」と翔太くんの声とともにオートロックが解除される。



私の住んでるマンションとは大違いの高級マンションに怖気付いてしまう。



エレベーターに乗り、高層階のボタンを押す。



翔太くんの家に行くのは今日が初めて。



すごくドキドキして緊張してしまう。



しかも誰かいるって言ってたし…。



ていうか、誰か来てるのに私行って良かったのかな?



今更ながらに不安になる。



先約って言ってたから、とりあえずさくらんぼを届けたら帰るつもりで部屋に向かった。



ドアの前で深呼吸してから再びインターホンを鳴らす。



ガチャっと扉が開くと、前髪をヘアバンドであげた姿の翔太くんが立っていた。



翔「いらっしゃい」



ちょっと照れ臭そうに笑いながら招き入れてくれた。



「髪、上げてるの可愛いね」



翔「そう?あ、あんま肌は見ないでね。荒れてんの、今」



そう言って両手でほほを抑える仕草をしている。


もう全部が可愛すぎてキュンとしてしまう。


そんな中、視線を感じて前方を見ると、



目「あ、どうも。初めまして。目黒蓮です」


「………」


翔「………」


目「………」


「…え!!?」


目「ははっ!沈黙がすごい!笑」



なんと翔太くんの家に、親友の好きなあの目黒くんがいた。



TVで見るより、遥かに背が高くて足が長くてかっこ良くて、思わず固まってしまう。



「はっ!初めまして、あの、私、AAと申します。すみません、今日はお邪魔しちゃって」



目「いえ、俺の方こそ邪魔しちゃってすみません」



そう言ってチラッと翔太くんを見ている目黒くん。



翔太くんはというと、さっきからどことなく不機嫌そう。



「あ、私、これ渡しに来ただけだから」



そう言って、翔太くんにさくらんぼを手渡した。



翔「わ、すご!ツヤツヤ!」



隣から目黒君も覗き込んで「うわっ!粒でか!」と言っている。



「良かったら目黒さんも食べて下さい」


目「ありがとうございます」


「じゃあ、私帰るね」


翔「えっ!なんで?」


「最初からそのつもりだったよ」


目「あ、俺いるからですよね?帰ります帰ります!」


翔「…いいから2人とも集合」




翔太くんの集合の掛け声により、結局2人とも部屋に入る事になった。
 

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設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太   
作品ジャンル:恋愛
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R(プロフ) - sakiさん コメントありがとうございます!初めてのコメント、とっても嬉しかったです!少しでもご期待に応えられるよう、楽しみながら緩やかに更新していきたいと思います!これからもどうぞよろしくお願いします! (2021年8月1日 15時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - はじめまして!!翔太くんの話と気になり、一気読みしてしまいました!!翔太くんとヒロインちゃんの関係がとっても大好きで、文章もとっても読みやすいです!名古屋編のホテルでは2人のイチャイチャも見れるのかなと勝手に期待してます!更新頑張ってください! (2021年7月31日 23時) (レス) id: f85547084c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:R | 作成日時:2021年7月26日 11時

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