翔太くんと目黒くん ページ24
Shota side
理由はさくらんぼだったけど、珍しくAの方から会えるかって聞かれた時はめちゃくちゃ嬉しくて。
その時は肌の状態のことなんて忘れるくらい即答で会おうと言いたかった。
だがしかし、
我が家には今、目黒蓮がいる。
実はめめにAとのその後のことは話していない。
あんなに的確なアドバイスくれたのに。
ここでA家に行ったらめめを追い返すことになっちゃうし。
本当に飯だけ食ってすぐ帰ってとも言えないし。
俺は非常に頭を悩ませた。
そして悩んだ挙句、本人に確認するのが一番早いと思い、めめの所へダッシュする。
翔「めめあのさ、これからちょっと1人合流してもいい？」
目「俺は全然いいよ」
翔「ありがと」
それだけ伝えると、再びAに電話で家に来る提案を持ちかけ住所を告げた。
目黒がいるってことは、なんとなく伏せたまま。
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部屋に戻ると、届いた料理に手をつけずにめめが待っていた。
翔「うわ、ごめん。先食べてて良かったのに」
目「いや、大丈夫。じゃあいただきまーす」
俺が来たらすぐ食べ始めためめ。こういう所、本当律儀だよな。
翔「うわ、うま！」
俺も空腹を満たしながら食べ始めると
目「これから来る人ってAさんて人でしょ？」
翔「！！！…なんで？」
目「いやわかるっしょ。しょっぴーめっちゃわかりやすいもん笑」
そう言いながら笑う目黒にちょっとムッとする。
目「電話も俺いるからってなんか不自然だったし。最近のしょっぴー見てたら上手くいったんだなって普通に分かるよ」
本当、こいつは恋愛のスペシャリストみたいだな。
翔「うん。散々話聞いてもらってたのに報告してなくてごめん」
目「別にいいよ。良かったね、おめでとう」
そう言って、ニコッと甘い笑顔を見せながら改めて祝福してくれた。
目「てか俺邪魔じゃない？食べ終わったし帰るよ」
翔「いや、ゆっくりしてけよ」
と、言いつつも何となく目黒とAを会わせたくない自分もいた。
Aを信用してない訳じゃないけど、万が一めめのこと好きになったらどうしようなんて考えてしまう自分はダサダサだ。
目「本当はめっちゃ帰って欲しそう笑」
そう言ってケラケラ笑っている。
またしても見透かされてしまい恥ずかしい。
申し訳ないけどやっぱり帰ってもらおうかなと思った時、インターホンが鳴った。
忘れていたが、俺とAの家は案外近いんだった。
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R(プロフ) - sakiさん コメントありがとうございます！初めてのコメント、とっても嬉しかったです！少しでもご期待に応えられるよう、楽しみながら緩やかに更新していきたいと思います！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2021年8月1日 15時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - はじめまして！！翔太くんの話と気になり、一気読みしてしまいました！！翔太くんとヒロインちゃんの関係がとっても大好きで、文章もとっても読みやすいです！名古屋編のホテルでは2人のイチャイチャも見れるのかなと勝手に期待してます！更新頑張ってください！ (2021年7月31日 23時) (レス) id: f85547084c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年7月26日 11時
