秘密の関係 ページ3
翔『今何してたの？』
『本読んでたよ』
翔『すげーな。また本読んでる』
『他にやる事なくて…』
翔『ふはっ！そんな事はないでしょ？笑』
『ん〜、、でも本当あんまり外出とかしないからなぁ』
翔『俺は全然本読まないからさ、Aから本の話聞いて、ちょっと興味出てきたかも』
『本当？』
翔『うん。ちなみに今日はどんな本？』
なんて、会話を広げてくれる翔太くんは優しい。
『推理小説だよ』
翔『おぉ、頭使いそうなやつ』
『うん、冒頭から混乱してる』
翔『ふは！早すぎじゃん笑』
翔太くんは今日もよく笑っている。
『翔太くんは今日どうだった？』
翔『今日はねぇ、バラエティ2本撮ったよ。合間の待ち時間が結構長くて、普通に寝てた』
『そっかぁ…本当お疲れ様だね』
翔『いやいや』
『明日もずっとお仕事って言ってたもんね？』
翔『そうねー。また待ち時間も長そうだけど笑 Aは明日予定あるの？』
そこで私は親友と会う経緯を話した。
翔『親友さんて確か俺らのファンで目黒推しの人だっけ？』
『そうそう！久しぶりに会えるから嬉しいんだけど…』
翔『ん？』
翔太くんとのことを親友にだけは話して良いのか今翔太くんに聞いてもいいかな…？
『あのさ、もし親友に私たちが付き合ってるって話をしたら、やっぱりあんまり良くない…？』
翔『…あ〜…』
電話越しに明らかに返答に困っている翔太くんの様子が浮かぶ。
『あ、ごめんいいの。ちょっと聞いてみただけだから。私、これからも誰にも言ったりしないから大丈夫だよ』
翔『いや、全然。Aのことはめちゃくちゃ信用してるし逆に俺が謝らなきゃいけないからごめん』
『どうして翔太くんが謝るの？』
翔『だってさ、普通彼氏の話とか色々したいじゃん？友だちと。…まぁでも…』
何やら考えてる様子の翔太くん。
翔「その人のおかげでAが俺のこと知ってくれた訳だし、Aの友だちなら絶対いい人に決まってるし…うん。話していいよ！』
『え、本当…？いいの？』
翔『うん。でもすげービックリされそうだね笑』
『うん…多分信じてもらえないかも笑』
翔『確かに笑』
そう言って翔太くんはまた豪快に笑っていた。
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R(プロフ) - sakiさん コメントありがとうございます！初めてのコメント、とっても嬉しかったです！少しでもご期待に応えられるよう、楽しみながら緩やかに更新していきたいと思います！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2021年8月1日 15時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - はじめまして！！翔太くんの話と気になり、一気読みしてしまいました！！翔太くんとヒロインちゃんの関係がとっても大好きで、文章もとっても読みやすいです！名古屋編のホテルでは2人のイチャイチャも見れるのかなと勝手に期待してます！更新頑張ってください！ (2021年7月31日 23時) (レス) id: f85547084c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年7月26日 11時
