検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:104,168 hit

Six ページ9

『ねぇ、可笑しくない?なんで今日は飛行術が2回もあんの?』


「知りませんよ…はぁ…憂鬱だ…」


昼休みが終わり午後の授業


私のクラスはトレイン先生がルチウスの尻尾を踏んでしまったらしく、嫌われたかもしれないと落ち込んで授業ができる状態じゃないという事で何故か飛行術の授業が変わりに入った


アズールのクラスはバルガス先生が「この俺がアーシェングロットを鍛える!!」とか言っていきなり飛行術になったそう。アズールの顔が今にも死にそうな顔してる


『てかルチウスに嫌われたかもしれないってだけで授業出来ないとかメンタルどうなってんのあの先生』


「僕はそれより今最悪なんですよ…」


『そうだったね。アズールは飛行術が一番嫌いだもんね』


「どうして僕を鍛えるだなんていきなり…」


はぁ…と箒を立てて柄の部分に額を乗せ落ち込むアズール


そんなに嫌かと内心少し呆れてるけど、まぁ完璧主義なアズールからしたら死ぬ程嫌なんだろうな。私だって嫌だもん


『まぁ授業始まってるしどうしようも無いよ。さ、練習しよ?』


「いいですよね、Aさんは…同じ人魚なのに空が飛べるんですから…」


アズールの肩に手を置いて下から顔を覗き込むと、ムスッと少し涙目になってるアズールと目が合った


『私だって初めから飛べた訳じゃないよ?』


3人が見てない所で練習してたよと言えば今度は何故か怪我はしなかったかとか聞かれた。そりゃしたと答えたら何故か怒られたんだけどなんで?


「Aさんは女性なんですから!」


『こんな私を女扱いしてくれるのオクタとサバナだけなんだけど』


「そこの2人!喋ってないで体を動かせ!!でないと俺みたいになれないぞ!!」


『なりたくないです!!!!』


「遠慮します!!!!」

Seven→←Five



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
290人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ただの腐女子 - これ…ホントにイドアズですか?オクタ監って感じかするのですが…????? (2021年12月2日 2時) (レス) @page42 id: a9c9d2d284 (このIDを非表示/違反報告)
萌絵(プロフ) - カレー作ってもらうって……カリム君カレー嫌いじゃなかった? (2021年10月5日 22時) (レス) @page33 id: 7848a62cb3 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月23日 22時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蜘蛛姫 | 作者ホームページ:http://sinngati  
作成日時:2020年5月22日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。