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『で、その内容は…?』
少し緊張しながらも恐る恐る聞くと、話が早くて助かる、と言われた
「今回貴方を呼んだ理由はただ一つ…」
真剣な顔で指を組むアズールに思わずゴクリと生唾を飲み込む。私は何をさせられるんだ…
「貴方に僕達が経営するカフェ、"モストロ・ラウンジ"で働いて頂きたい」
『え…？も、モストロ・ラウンジで働く?!』
アズールの口から発せられたのは脅しとかそんなんじゃなくて、まさかのモストロ・ラウンジへの勧誘だった
私は驚きのあまりガタガタと椅子を鳴らしながら勢いよく後ろへ下がり立ち上がる
「コイちゃんうるさ〜い」
『ぁ、ごめんなさい…』
不機嫌そうに耳を抑えるフロイドに謝ってゆっくりと席に着き深呼吸をして理由を聞いてみた
「理由、ですか…そうですね…新しい人手が欲しいのもありますが、本当の事を言うと貴方は面白そうだと思いまして」
『お、面白そう？』
「えぇ。実は、貴方が学園長と取引をしている所を1度見かけたんですよ」
学園長と取引…それは確かオンボロ寮を貸してもらう代わりにクロウリー先生の要望に答えるって内容…それを見られてたってこと？
「行く宛が無ければうちで引き取ろうかと思ったのですが、面白いものが見れましたので」
『面白いものって……理由は他にもあるんですよね？』
何となく、隠されているような感じがしたから当てずっぽうで言ってみたけどどうやら当たっていたらしく、なんでもお見通しですか、と言われた
勘だから。これは勘だからお見通しでは無いぞ
「もう1つの理由は貴方のユニーク魔法についてです」
『私は魔力が少なくてユニーク魔法を使える程ありませんよ？』
「えぇ、だから更に興味が湧いたんです。今朝の貴方へ向けられた炎が吸い込まれる様に消えた理由を知りたい。ですから、貴方には少し手伝って頂こうかと思いまして」
ﾆｯｺﾘと微笑みながら如何です？と問いかけてくるけど、それはつまり遠回しに実験台になれという事なんだろうな…
いや、推しであるアズールの為なら何でもするけど、痛いのは流石に嫌だから即答は出来ないな…
『ちょっと考えさせてもらっても…』
「もし今首を縦に振ってくだされば果物が沢山入ったフルーツサンドをご馳走しましょう」
『これからお世話になります』
変わり身早いって？
フルーツサンドは正義なんだよ
【まさか、本当に食いついて来るとは…】
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蜘蛛姫(プロフ) - 霊華さん» こんばんわぁ課題が終わらないのにコメントが嬉しくて即反応した作者でぇす!!なぁぁんですって!?お付き合い?!こんな私でよろしければ!←てめ()現在進行形で絵の勉強中です…私も明日学校なので頑張りますね!!霊華さんも頑張って下さい!! (2020年5月25日 0時) (
レス) id: c649ebd7ef (このIDを非表示/違反報告)
霊華(プロフ) - こんばんは作者様ぁ！単刀直入に言いますと付き合ってくださいっ！ってレベルで好きです！完成した絵が楽しみなので学校頑張りますね！作者様も無理なさらぬようお気をつけくださいっ！ (2020年5月25日 0時) (レス) id: 167133acde (このIDを非表示/違反報告)
蜘蛛姫(プロフ) - あああコメントありがとうございます!!フロイド並じゃないですけど気まぐれ更新なので気長に待っていただけたら嬉しいです！夢主ちゃんはですね一応女の子設定何ですけど、性格がちょっと男の子っぽい感じの子にしたいなぁという私の勝手な欲望の塊ですごめんなさい（ (2020年5月24日 0時) (レス) id: c649ebd7ef (このIDを非表示/違反報告)
kuku - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！！ところで、主人公は女の子風になってますが男の子なんですか？ (2020年5月23日 1時) (レス) id: 113358e542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜘蛛姫 x他1人 | 作者ホームページ：http://sinngati
作成日時：2020年5月10日 19時
