【呪術廻戦】目が死んでる冷淡ドライモンスターのじゅじゅさんぽ

おにぎり同盟は和む ページ21

釘崎野薔薇side


　


　


貴方「……違う、何度言えばいいんだ右足を出せ右足




はい、ワンツー……ッ踵気を付けろ……


　



もう一度ッスよ、はいクイッククイックスロー」




　

狗巻「しゃ、しゃけぇぇ……」




　




　




何故か1年の教室の椅子と机を壁際に寄せて、空いたスペースで社交ダンス？みたいなやつをAと一緒に練習してる狗巻先輩




　

何してんの？？



　


　


伏黒はチラチラあの二人の様子を見ながらAにこの前借りてた本読んでるし



虎杖は虎杖で何故かハンカチを食いしばって悔しげに二人を見てる




　




……ほんとになにこれ




　



　


ﾄｻｯ
　

　


貴方「………倒れるんなら勝手に倒れて下さい、俺に倒れ込むな邪魔くさい」




狗巻「こ、昆布…！！明太子ぉ！！」



　
貴方「うるせぇ、騒ぐな、煩わしい」



　


　



虎杖「んきぃーー！！……俺の…俺のAなのに、幼馴染なのにぃぃ……！！！



俺の立場がぁぁぁ……泥棒猫…！！」




釘崎「お前ホント面倒くさい彼女みたいになってんぞ虎杖、あの二人に関しては慣れろよ」




虎杖「無理だ！！」




釘崎「即答すんな！！」




　



　



バランスを崩してAに寄りかかってしまった狗巻先輩を見てさらに悔しがる虎杖




そろそろ軽く引くんだけど……




　


つか狗巻先輩の反応可愛いな、めっちゃアタフタしてるし顔赤くなってる



のに対してA、あんたって奴は本当に雰囲気も可愛げも何も無いわね？あるのはクズさと冷淡さよ





倒れ込んできた狗巻先輩をよろけずに受け止めたのはポイント高いけど



　



　



　



　



貴方「(なんか何処かで凄く不本意な採点付けられてる気がする……)ったく…任務は明日なんすよ？いい加減覚えて下さい



俺もう飽きたし寝たいんですけど…」


　


狗巻「高菜…おかか……昆布？」


　


貴方「………はぁ、謝るくらいならさっさとステップ覚えて下さい


俺の時間を使ってんだから、覚えらんないってのは無しですよ」





狗巻「！しゃけ！！」



　


　


狗巻先輩の頭に一度手を置いて、また直ぐに体勢を立て直してステップを取り始めたA




　


　


　


釘崎「何あれ可愛い」



伏黒「口に出てんぞ、釘崎」



釘崎「だってあの二人の組み合わせが思いの外可愛くて…」


　
伏黒「そう言えばA、狗巻先輩には甘いもんな」

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