どうしよう ページ27
リンside
男「こんのクソガキがぁー！！」
一番小さい男が怒りを露わにして殴りかかってくる
私はそれをひらりとかわし、背後に回り込み頸辺りにかかと落としを食らわせてやった
俺「ガッ…！！」
次にもう1人来た
今度の奴は大きく拳を振りかぶっていたので殴られるより先に
腹部に膝蹴りをお見舞いした
泡吹いて倒れてる(笑)
どうしよう
楽しくなっちゃったかも
次は2人同時に飛び掛かってくる
こういう場合は、まず先に1人の顎を蹴り上げ
少し浮いた隙に攻撃の反動を利用してもう片方の足で味方めがけてシュートする
さて……ラスト1人だ
最後に残ったボス格の大男は
リン「(…！)」
懐からナイフを取りだりこちらに突進する！
大男「ぐぉわッ！！」
ドサ……
え？
後ろを振り返ると
リヴァイ「こんな所で何してやがるクソガキ。」
鬼の形相のリヴァイが背後で仁王立ちしていた
リン「えっと……。
(どうしよう！！滅茶滅茶怒ってる！)」
駐屯兵「何の騒ぎだ！？」
騒ぎを聞きつけたのか駐屯兵が駆け付けた
リン「(NICE！駐屯兵！！)
この5人がカツアゲしてました！」
駐屯兵「そうだったか…ご協力感謝する」
こうして5人は駐屯兵により連行された
リン「あ！お姉さん、お怪我はありませんか？」
(リヴァイに何か言われる前に)襲われてた女性に駆け寄る
？？？「お陰様で。何かお礼でも…」
リン「いえいえ、当然の事をしたまでです」
あれ？よく見たら私とそんなに歳離れてなさそう…
でも、身につけているアクセサリーは高価そうだ
というか綺麗な人だな
その真っ赤な瞳に吸い込まれそうになる
……確かに1人でいたら襲われるわ
？？？「そうですか…。では、１ついい事を教えて差し上げます。」
私に近づき耳元でこう囁いた
？？？「あの占い師の所には絶対に行かない方がいい。
それに、今貴方は幸せでしょう？なら、占う事なんて何も無いはず。」
リン「……え」
それだけ言い残しその場を立ち去った
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作者名：モノくろ | 作成日時：2018年4月5日 16時
