対巨人兵器 × 人類最強 (ページ24)

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宙の下でページ24

リンside

ふんわりとした温もりに包まれた

それに気づくのに少しかかった

リヴァイが着ていた上着を羽織らされた

リヴァイ「また体調崩してぇのか、クソガキ。」

その場に胡座(あぐら)をかき脚の上に私を座らせる

リン「何でここに？」

リヴァイ「餓鬼のお守りに来たんだよ」

リン「……餓鬼じゃない。………ねぇ、リヴァイ」

リヴァイ「なんだ？」

リン「…どうして、誰も私の事を責めないの？」

ずっと思っていた事を口にした

リヴァイ「調査兵団に入った以上常に死と隣り合わせだ。

どいつもそれを理解している。だから、いちいち責任をなすりつけ合うなんざ下らなねぇ争いはしない。

それに、てめぇに救われた命も山程いる。

俺もそのうちの一人だ。…ありがとう。」

リヴァイの言葉がじんわり胸に染み込む

お腹に回された腕を抱き締め返す

リン「…ゴメン、なさい。……ゔっ！！」

突然リヴァイの腕に力が込められた

リヴァイ「こういう時は『ありがとうございます』だろ？」

リン「わかった！わかったから離……はぁ、はぁ

……ありがとう」

リヴァイ「嗚呼」

リヴァイは美しい夜空を見上げ目を細めた