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南西へ ページ20
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幸いなことに今の所巨人の気配もなく天気も回復してきた
リヴァイは居場所と現状を伝える為紫の信煙弾を空に向けて撃った
直ぐ後に遠くで緑の信煙弾が南西の方角に向け撃たれた
きっとエルヴィン達だろう
リヴァイは再度方角を確認し西南へ駆け出した
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エルヴィン「リヴァイ！大丈夫か！？」
数刻後、休憩をしていたエルヴィン達と合流することに成功した
リヴァイ「俺は問題ない。それよりコイツが…」
エルヴィン「…わかった。荷馬車に乗せろ。このまま壁を目指す。」
エルヴィンの指示に素直に従いリンを荷馬車に寝かせる
エルヴィン「休憩は終わりだ、前進する！」
緑の信煙弾を撃ち馬の腹を蹴る
彼の後に続き一斉に駆け出す
壁が見え始めた
今回の壁外調査は何とか無事に終わる
誰もがそう思っていた
兵士「信煙弾確認！巨人です！！」
兵士の1人が叫んだ
リヴァイは後ろを振り返る
奇行種3体が右斜め後方から突進してくる
兵士8人が対応に当たる
が、3体仕留めたもののその隊は1人を残して大破した
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作者名：モノくろ | 作成日時：2018年4月5日 16時
