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涼「はぁーあ、…
アリス………。」
なんだよ俺、気持ち悪いな
たかが２回、２回会っただけなのに
何でこんなにも…
俺を助けた時のその寂しげな瞳。
俺が微笑んだ時に微笑み返したその表情
全てが好きだと思った
でも、君には許嫁がいて
それでも俺は、…諦めたくなくて
惚れっぽい俺。
恋する事なんて幾度とあった
それでも、ここまで本気になったのは初めて
どうしても、また君に会いたくて………。
鏡にそっと手を伸ばし、また会いたいと願った時
「何してるの！」
目が飛び出るほどにでかく開いた瞳
眉間に皺を寄せている
今まで怒ることなんて、滅多になかった俺の母親
こんな顔を見るのは初めてかもしれない
母「貴方はあの子と、会っては行けないのよ…！」
血相を変えて、鏡を奪い取った母さん
涼「…は、どーいうことだよ！」
何かを知っている。
母さんは、隠してる事がある
母「私達はね、…追放された身なの！
私達は、無条件に、殺される。
前は、入る事が許されてたのよ…？
でもね、御先祖様は罪を犯してしまった
国の王女と、愛し合ってしまった
そして殺されて、残った私達は追放された… 、
また入ることがあったら…きっと貴方は、もう
………いい？だからもう入るのは辞めなさい…
分かったわね…。」
ぱたん、と静かに閉じられたドアは虚しく響いた
怒鳴り声が響いていたこの部屋に、今は虚しさしかなくて
だめ？…そんなの無理に決まってんだろ。
俺はさ、好きなんだよ、本気で。
俺が殺される？…正直言って、命よりアリスの方が大事だと思った
俺の事なんか、…どうだっていいから
兎に角君と……。
死に際、君と入れるのならば、それは本望であり、
それでいいんじゃないかと、俺は思う
周りが悲しもうが、馬鹿だと蔑もうが、
兎に角君と、2人。世界で二人きりになって、逃げ出したいと思った
重い、だろう。2回しか会ってなくて、
恋人でも何でもないのに、君をこんなにも好きだなんて
きっと誰もが重いとか、気持ち悪いとか言うだろうけど
それでもそれだけで君を諦めるには理由が簡単過ぎて
阿呆らしすぎて、
一目見て思ったんだ。君だ、って。
何も見えなくなるぐらいの、そんな恋がしてみたい
相手は、君だった。ただ、それだけ。
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みく（@E4G65）(プロフ) - ヤマちゃんLOVEっ子さん» まじかー！嬉しい！笑 そう、今回は少しファンタジックに作ってみましたー笑 更新頑張るね！ (2017年1月5日 18時) (
レス) id: 79a9329e41 (このIDを非表示/違反報告)
ヤマちゃんLOVEっ子 - えっ今回もたまたま面白そうだなと思って見たらみくちゃんの作品！めっちゃびっくりw ロマンチックなお話☆すごく面白い！さいしん頑張ってね！ (2017年1月5日 14時) (レス) id: 549fc94233 (このIDを非表示/違反報告)
侑妃(プロフ) - みく（@E4G65）さん» いえいえ〜(´▽｀*) (2017年1月5日 13時) (レス) id: 0a1f4b407b (このIDを非表示/違反報告)
みく（@E4G65）(プロフ) - 侑妃さん» おぉー！ほんとだ！ありがとー！ (2017年1月4日 22時) (レス) id: 79a9329e41 (このIDを非表示/違反報告)
侑妃(プロフ) - みく（@E4G65）さん» みく〜！呼んでねが読んでねになってる気がする！ 違ったら、ごめん！ (2017年1月4日 20時) (レス) id: 0a1f4b407b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みく（@E4G65）
| 作成日時：2017年1月4日 17時
