1ヶ月の(仮)カップル始めました【爆豪勝己】 (ページ8)

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6話ページ8

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｢何で付いてくるの｣

｢てめぇを送るためだろ｣

｢別にそこまで良くない？誰も見てないよ｣

と返しても結局｢うるせぇ、俺は誤魔化したりすんのが嫌いなんだ｣とか無駄な真面目さを発揮して一緒に帰宅する事になった

｢てか爆豪は家どっち｣

｢あっち｣

｢どっちだよ｣

と指を指すほうを向けば私の家の方向と真反対だ

｢……爆豪、遅くなると申し訳ないしここまでで良いよ｣

｢うるせぇ、俺はこの奥に用があんだよ｣

絶対嘘だと分かる嘘を付きツカツカ行ってしまう爆豪を走りながら追いかける

こっちの方向は駅とは違い静かで寄る場所なんて多分ないのにな

｢爆豪ーありがとうね｣

｢何に礼を言ってんだよ｣

｢さぁね｣

何なんだよクソ女なんて暴言は吐かれるのに何故か笑みがこぼれる

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｢じゃあ、また明日ね｣

｢おう、寝坊すんなよ｣

なんていかにもなカップルの会話を交わし彼の背中を見送る

｢あ、おかえりなさいA｣

｢ただいまー疲れたぁ"｣

ソファーにぐでーっと座ると携帯のメッセージ通知が来ている

相手は爆豪で

【ちゃんと髪くらい整えてこい

今日、寝癖付いてた】

なんて来て鏡の前に駆け込めば
後ろ髪がぴよんとまだ跳ねていた

その後宮崎家に｢早く言えや!!バカゴウ!!｣って声が響いたのであった