検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:75,848 hit

約束 ページ23

頂上まで来て私たちは何も言わず見つめ合っていた。




小瀧「…A。これからもずっと好きです。付き合って間もないけど、絶対結婚しよう。」


貴方「は、い////」




私がそう答えると、望はカバンから何かを取り出した。


そして私の左手を取り、薬指にその何かをはめた。




貴方「望…これ、って…」


小瀧「婚約指輪。」




そう言って望は私の頬を手で包み、またキスをした。




小瀧「なんやねん、そんな嬉しい?笑」


貴方「そ、そりゃ…」




嬉しさで涙が溢れ、言葉が詰まった。




貴方「望っ、大好き。泣」


小瀧「俺も。」




観覧車も終わる頃になり、望は私の涙を拭いてくれた。




小瀧「これからは笑っててや!まぁ泣き顔も可愛いけど。笑」


貴方「何言うてんの。笑 望も笑っててな^ ^ 」




私たちは観覧車を降り、遊園地を出た。


そして望に家まで送ってもらった。




貴方「今日はありがとう^ ^ 」


小瀧「いやいや、こっちこそ!」




望は私に指輪くれたのに、私は望に何もしてない…


せめてお礼になにか…




小瀧「A?」


貴方「あ、あの…//」




耳打ちする仕草をすると、望はかがんで耳を傾けてくれた。




小瀧「ん?」




…キスしちゃえ!//



ーーーchu!


かがんでくれた望の顔を覗き込むように唇にキスをした。




小瀧「…もう一回//」


貴方「え…//」




言われた通りもう一回唇にキスをした。


暗くてよく顔が見えないけど、間違いなく今私たちの顔は真っ赤だと思う//




小瀧「もう一回//」


貴方「…望からして?//」




私がそう頼むと、望はすぐにしてくれた。


思ってたより長かったので望の胸板を叩いた。

が、あっけなく手首を掴まれた。

やばい、抵抗できひん…泣


苦しくなったので顔を背けて唇を離した。




貴方「っはぁ…」


小瀧「あ、ごめん;」


貴方「長い//」


小瀧「だって嬉しかったから…つい//」




私を包む望は満足そうに微笑んだ。


かっこいいな…//




小瀧「じゃ、今日はもう帰るな!またデートしよ^ ^ 」


貴方「うん、おやすみ!」




望が帰り、私は風呂に入って寝た。

休日 小瀧side→←アクシデンツ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (89 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
205人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちゃーりー | 作成日時:2015年2月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。