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宣戦布告だよ ページ9
カミロside
A「でも、嬉しかったです。ありがとうございました」
ジョグ「いえ……それなら…よかった。」
A「どうかこれからもエンカントに力を貸してくださいね」
ジョグ「はい、もちろん。
でもAさんのことは諦められないので毎日アプローチしに来ますね」
A「えっ」
カミロ「っは！？」
ジョグ「お前に邪魔されたままで終わると思うか、カミロ」
カミロ「ほんっっっっっと諦め悪い………え、今カミロって」
ジョグ「宣戦布告だ馬鹿者」
カミロ「お前…っ」
ジョグ「じゃあ今日のところは帰ります。ではAさん、また明日」
A「え、えぇ…」
嵐のような人だった。
ウーマ「……カミロくん、このままだとやばいわね」
ムボ「ドンマイ」
カミロ「僕が1番気にしてるよ……」
A「ちょっとカミロ」
カミロ「うっ……はい……」
やばい、絶対怒られる。
今まで怒られたことがないから余計に怖い。
A「……ありがとうね」
カミロ「……へ？」
A「元々断る気だったの、だけどやっぱり言いづらくて……カミロにちょっと勇気もらっちゃった」
カミロ「…それならよかった」
Aはほんとに、どこまでも優しいんだな……
A「だけどジョグさんと喧嘩したらダメだよ！？」
カミロ「……ハイ」
前言撤回、しっかり怒られた。
でも、止めることができたから大丈夫。
明日からも毎日ヒヤヒヤしないといけないけど。
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作者名：ひ | 作成日時：2023年12月29日 0時
