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要は、レオナ様に授業をきちんと受けてもらい共に卒業しろという命を、ファレナ様直々に下されたのだ。
そこで1つ考える。
俺の知る限りのレオナ様は、何事もそつ無くこなすものの極端に面倒事を嫌っていた覚えがある。
しかし今この場に集まった寮長の中に、その張本人であるレオナ様が居るのだ。実力を考えれば当然なのだが、面倒くさがらずに寮の統率を図れているのだろうか。
「僕はリドル･ローズハート。2年生だ。ハーツラビュル寮の寮長を務めている。……礼儀正しい君なら、ハーツラビュルへ歓迎するよ」
艶のある綺麗な赤髪の彼は微笑みながらそう言ってくれて、初対面ながらも褒められた事に少し嬉しく思う。
「僕はオクタヴィネル寮の寮長、アズール・アーシェングロットです。2年ではありますが、困った事があれば何時でもご相談を。必ずお力になりますよ」
ニッコリ、と何処か態とらしい笑みで一見優しい人だと思えるだろう彼に、何かあると脳内で危険信号が鳴り響き警戒してしまった。
「俺はカリム・アルアジーム。2年だ！スカラビアの寮長をしてる！お前がうちに来た時は宴をしよう！」
NRCでは珍しいタイプの人で少し吃驚する。
とても明るく良い人なんだと一目で分かり、その雰囲気はアカデミーを思い浮かばせた。
「アタシはポムフィオーレ寮長のヴィル･シェーンハイト。3年よ。……原石って所ね、近いうちにアタシの所へ来なさい」
突然の呼び出しに戸惑いつつも圧倒的に美しい容姿に、今まで綺麗な人と会う機会が少なかったからか少しばかり見惚れる。
「"拙者＿ぼ、僕はイデア・シュラウド……3年、イグニハイド寮寮長……です……"」
浮いたタブレットの画面越しに覗く青い炎の髪の毛は、淡くも鮮やかに揺らいでいて思わず目が奪われた。
「ところでドラコニアくんは居ないんですか？声を掛けるようお願いしたハズなんですが……」
「「「あ」」」
ドラコニア＿マレウス・ドラコニア？
彼がここへ在学していたのは噂で知っていたけれど、まさか本当に居るとは思っていなかった。
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ぽいんせちあ(プロフ) - すぅぅぅぅ…だぁぁぁいぃぃすぅぅきぃぃでぇぇぇぇす！！！応援してます！！ (2022年7月14日 22時) (
レス) @page28 id: 29021d68a0 (このIDを非表示/違反報告)
洸 - あっこれ楽しいやつだ…更新楽しみに待ってます… (2022年4月17日 9時) (レス) @page28 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
..... - とっても好きです！！更新頑張ってください！応援しています！！！ (2022年1月17日 16時) (レス) id: 4b3179590f (このIDを非表示/違反報告)
滅夜(プロフ) - このお話最高です！更新頑張ってください！ (2021年3月30日 12時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
馬と鹿 - 読みやすく何処か引き込まれる文章に感心します…。謙虚な作者の姿勢に、また尊敬の意を表したい！！ 応援しております！！ (2020年10月31日 22時) (レス) id: 9266b0967c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：濁瀬 | 作成日時：2020年7月13日 0時
