自由少女の夢物語～Ⅱ～【文豪ストレイドッグス】 (ページ6)

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42話ページ6

主人公side

社を出て今は樋口さんに案内されながら目的地へ向かっている途中

谷｢アハハそれは脅されましたねェ｣

敦｢笑い事じゃないですよう｣

『確かに兇悪なマフィアとか直ぐに死ぬぞとか聞いたら敦君の場合震え上がりそうだね〜』

実際顔が恐怖に満ちているけども

敦｢ｳｯ…何でAちゃんは平気なの？…僕はとんでもない処に入ったと…ﾊｧ｣

谷｢まァまァ…ボクでも続けられてるくらいだから大丈夫ですって｣

『確か潤くんも"能力者"だったよね？どんなの？』

見た感じ戦闘系ではなさそうだけど…

谷｢あんまり期待しないで下さいよ。戦闘向きじゃないンですから…Aちゃんの異能力の方が何倍もすごいよ｣

『私の？』

敦｢へー…どんな異能力なの？｣

そういえば敦君は買い出しでいなかったな

『うーん…秘密♪』

敦｢えー…｣

『ふふふ…でもあまり良いものではないよ…確かに戦闘には優れているけどさ…褒められたものではない』

敦｢？｣

私の異能力は忌み嫌われる精神型でもある…なによりこの異能は人を傷つけることに長けているからね

まぁ異能とちゃんと向き合うって決めてからはそんなに気にしてないけど！！

谷｢僕の異能はあまり役に立たないから(苦笑)｣

ナ｢うふふ…兄様の能力素敵ですよ。ナオミあれ大好き｣

谷｢止めなッてナオミ……こんな処で｣

ナ｢あら口応え？生意気な口はどの口かしら｣ﾂﾂ…

谷｢(ｿﾞﾜｯ)｣

微笑ましい(*´ω｀*)←

『兄妹というものはいいね〜』

敦｢あれって微笑ましいものなの…;｣