【文豪ストレイドッグス】太宰さんの外套とループタイの秘密

2話 ページ3

太宰side


私は今とても焦っている。なぜかと問われれば


太｢ｯ外套が無い！？それにループタイも！！｣


という訳である。


朝起きて着替えていて気がついたのだよ…


ここで昨日のことを振り返っていれば直ぐに見つかっただろう。


しかし無くしたという事実に私の思考は停止。頭が働かなくなり闇雲に部屋を探し回るしまつ


太｢ｯ…どこにやったんだ！｣


部屋に無いとなると探偵社？


太｢早く見つけないと…｣ﾀﾞｯ


私は急いで探偵社に向かった


ｶﾞﾁｬ


国｢おい！遅刻だぞ！今何時だと思って｢国木田君！！｣……なんだ…｣


国木田君が何か言おうとしていたけど今はそれどころじゃないのだよ！


太｢私の外套とループタイを見なかったかい！？探してもどこにもないのだよ！｣


家に無いとなると探偵社しか…


国｢お前の？……見ていないが…｣


太｢ｯ谷崎君は！？｣


谷｢僕も見てませんね｣


太｢あぁ…どうしよう！国木田君！！私の最大の危機だよ！！一体何処に…｣


私とした事があの二つを無くすなんて！！


太｢私の失態だよ……彼女の唯一の手がかりなのに……｣


あの子を探すにはあの二つがないと…


ｶﾞﾁｬ


与｢何だい？朝っぱらから騒がしいねえ……ん？太宰はどうしたんだい？｣


！！この声は与謝野先生！！


これが最後の蔦だ！


太｢……与謝野先生！私の外套とループタイを知りませんか！？知ってると言ってください！」


頼むあると言ってくれ！！

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