桜に恋する【沢田綱吉】【家庭教師ヒットマンREBORN!】 (ページ4)

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『あれ？クラスの人が居ないけどどうしたの？』

先生にお使いを任されて資料を運んで、帰ってくると人が居ない

「持田センパイが昨日桜が受けた屈辱を晴らすために沢田と勝負するんだって。見に行かない？」

「桜ちゃん、なにかされたの？」

『えっと、どちらかと言うと私沢田くんにやらかしてしまったんだけど』

「まあいいじゃん。見に行こー」

『ごめんね。まだ用事あるから先行っといて？後で行く』

「またー？もー、人気者も程々にね」

『すぐ行くからっ！』

『今パンツ一丁で走ってる沢田くん見つけたんだけど、どうなった…の…って、髪の毛が』

痛そ～

『…沢田くん、すごいね。あとごめんね？昨日蹴り飛ばしてしちゃったけど頬大丈夫？痛かったら治療費払うけど』

「え、いや…えと、うん！大丈夫！」

昨日蹴り飛ばしたところであろう頬を見るが大丈夫そうだ

『ええっと、クラスメイトなのに沢田くんって距離あるね。私もみんなが呼んでるみたいにツナくんでいいかな？』

「あっ、えっと、いいの…？」

『あはは！それは肯定と受け取るね。じゃあツナくん。今日はありがとうね。ちょっとすっきりしちゃった』

「……え？」

『花、京子、帰ろ？』

「あんたは人たらしね～」

「…桜ちゃん、なにか嫌なことあった？」

『！』

京子は私の表情の変化に鋭い

『…ううん、大丈夫だよ。ありがとう』