検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:213 hit

其ノ壱 黒の時代 ページ3

四年前


夜の闇が


今よりもずっと


青かった頃__


「やぁ、織田作」

三毛猫が鳴いている

「悪いね、先生」

「先生?猫がか?」

「賢そうな顔してるじゃない?」

「御客が来ればちゃんと席譲るし」

「其れより聞いてよ織田作!」

「今日ね銃撃戦が在ったのだよ」

「ほぅ?」

「倉庫内で撃ち合いになった!」

「では、その増えた怪我は銃撃戦の結果負ったものか?」

「その途中にトイレに行きたくなって、急いだら排水溝で転んだ」

「そうか」

「急いでいたら仕方ないな」

「仕方ないね」

彼の名は太宰治

ポートマフィアにはこう言う言葉がある

太宰の敵にとって1番の不幸は

太宰の敵であることだ

「あぁもう!」

「何処かに簡単な自i殺方法はないものかなぁ?」

「ないだろう」

「よし!!マスター!!洗剤を1杯」

「ありません」

「ないのかぁ」

「じゃあ、洗剤ベースのカクテルを?」

「ありません」

「無い物は仕方ないな」

「織田作さん、それツッコむ所ですよ」

『織田作天然だから仕方ないよ、安吾』

「ですけど、貴方がツッコみを疎かにするから太宰君が暴走するんです」

「安吾!其れにAちゃん!!」

「金槌で後頭部にツッコむ位が丁度良いんです」

『ねぇ!マスター!!今日もいつものコーヒーお願い!!』

「私は今日は車なのでトマトジュースを」

「安吾、暫くぶりだね」

「Aちゃん、仕事終わりかい?」

『そうだよ...今日は拷問をしていたらいつの間にか敵が気絶していたんだよ...』

『その所為で森さんに叱られちゃった...』

安吾の隣にいる彼女の名は夜凪A

ポートマフィア所属の参謀だ

最もマフィアの中で首領に近い者

Aはポートマフィアの中で唯一治癒能力だ

其れに体術は五代幹部の中原中也と同じくらいだ

「安吾も仕事終わりかい?」

「酷い一日でした」

「密輸品の買い付きに手間取りましてね」

「八時まで粘って成果は此、骨董時計一つだけですよ」

「これで今社取引の内74パーセン...」

彼の名は坂口安吾

ポートマフィア所属の情報員だ

彼の頭の中には黄金よりも貴重なマフィアの情報が入っていて、拷問をしてでも吐かせたい敵組織は星の数ほど居る

相当のタフさが必要な仕事だ


「安吾もAちゃんも仕事でしゅっぱいしたって言うことか」

『「しゅっぱい?」』

「そう、しゅっぱい仲間だ」

「そう言えば、此処でこうやって飲むようになって随分経つね」

_______
すみません!次の頁行きます!

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:芥川龍之介 , 文豪ストレイドッグス , 文スト , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜凪アリサ | 作成日時:2023年10月22日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。