2話 ページ3
__分駐所__
分駐所に戻るときに桔梗さんと会ったため、一緒に部屋へ戻ることにした
歩きながら、志摩さんと伊吹さんがメロンパン号のことを聞いていた
桔梗「あれねぇ、張り込みに時々使ってた警察車両。
他に余ってる車ないんだから仕方ないでしょ?」
張り込みに使っていた車両らしいが、あんな目立つものを使っていたのか…
伊吹「てか4機捜の車って他にもありますよね?
それ俺たちが当番の時、貸してくださいよぉ」
伊吹さんが他の班の車を貸して欲しいと言うが、
桔梗「志摩、」
志摩「はい?」
桔梗「他のチームが車貸してくれると思う?」
志摩「…無理無理っ、絶対貸さないっす」
桔梗さんにそう聞かれた志摩さんは少し考えて無理だと言った
…まあ、初日に車を大破させた上に廃車にしたんだから、他の班の人たちが車を貸してくれるわけないのだけど←
伊吹「なんでだよっ!
いや、あのメロンパンスピード出ないんですよ
いざって時に犯人が追えない、何のための機捜ですかぁ?」
伊吹さんは交通機動隊とかの方が合ってるんじゃないだろうか…
桔梗「あのねぇ、うちは交通機動隊じゃないの
刑事部の、機動捜査隊。
事件発生時はいち早く現場に到着して初動捜査にあたる
機動力は必要だけど、交通法規は守らなきゃいけないしスピード出して走れば良いってものじゃない、志摩!!
…文句は、無いよね?」
志摩「……ありません」
怒った桔梗さんはとても怖い
志摩さんもそう思ったのか、または何も言えないと思ったのか文句を言うことはなかった
伊吹「うわぁ〜…普通に嘘ついた
さっきあんな文句言ってたじゃん。
どうしてこんな車なんだメロンパンだそメロンパンってメロンパン100回くらい言ったじゃん」
それでも伊吹さんは不満らしいが
志摩「メロンパン10回程度しか言ってない!
俺が言いたかったのは、どうして俺たちはこんな車に乗っているのか、お前と組んだせいであのメロンパン号…」
伊吹「ほらまたメロンパン、メロンパン魔神」
志摩「…お前と組んだせいであの車に乗るハメになったという事実を述べただけだ」
伊吹「それ文句でしょ?」
なんだかんだ仲良いなぁ、2人は
209人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゅん(プロフ) - はじめまして!作品読ませていただきました。すっごく面白かったです!続きはもう書かれないんですか??更新楽しみに待ってます! (2022年1月1日 18時) (レス) @page11 id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - ぽんさん» 教えて下さりありがとうございます!!これからは気をつけます! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 0d33117d3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蒼華 | 作成日時:2020年10月7日 16時