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8話 ページ9

桔梗『 " こちら1機捜本部、桔梗です、どうぞ " 』


志摩「 " 西森の殺しの現場から逃走した容疑者が乗っているかもしれない車両を見つけたかもしれないと言ってる奴が隣にいます " 」


すぐに桔梗さんから返事があり、伊吹さんが言っていた事を伝えている


正直そんなフワッとした理由だけで、追尾許可が出るとは思えない


伊吹「かもかも かよ…」


桔梗『 " ふんわりしてんな… " 』


志摩「" 対象車両は品川2文字、数字100 平和のへ、27-70 確認のため追尾許可をお願いします " 」


伊吹「お願いします!!」


志摩「" どうぞ " 」


伊吹「どーぞ!!」


桔梗『" 追尾を許可する、くれぐれも慎重に " 』


貴「!?」


伊吹「は〜い!了解!!」


志摩「くれぐれも慎重に!!」


伊吹「合点承知の助〜」


貴「…ちょっとすみません」


志摩「え、」


桔梗さんが追尾を許可したことに驚き、私は志摩さんの手から無線を取って桔梗さんに話しかけた


貴「 " 隊長、本当に許可するんですか? " 」


桔梗『 " 確証はないけど、容疑者が乗っている可能性も捨てきれない。


  確認をする為にも、追尾を許可するわ " 』


貴「……。 了解です」


これ以上言う事はないと悟り、私は無線を元に戻して座席に戻った


志摩さんから無線を奪ってしまった事に関してすみません、と謝ると


伊吹「なんかさ〜、志摩ちゃんとAちゃんって似てるよねぇ」


貴/志摩「「はい?/はぁ?」」


こちらの様子をチラチラ見てた伊吹さんがそんな事を言い始める


私と志摩さんで似てるところなんてないのに


伊吹「仕事してる時の2人の話し方!」


貴「別にこれが普通ですけど」


伊吹「だって2人とも俺が言った事に対して毎回何か言うじゃん?」


志摩「それはお前が刑事としてありえない事を言うからだろ!」


伊吹「え〜?俺そんな変な事言ってないよ?」


志摩「…はぁぁぁ……」


伊吹「いやそんなため息つく?」


貴「伊吹さんは運転に集中してください、事故りますよ」



伊吹「はぁ〜い」


志摩「お前一条の言う事は素直に聞くのか…」


とりあえず話が終わりそうにないので、運転に集中するよう注意すれば案外素直に聞いてくれた


志摩さんはどこか納得いかない顔をしているが←

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ちゅん(プロフ) - はじめまして!作品読ませていただきました。すっごく面白かったです!続きはもう書かれないんですか??更新楽しみに待ってます! (2022年1月1日 18時) (レス) @page11 id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - ぽんさん» 教えて下さりありがとうございます!!これからは気をつけます! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 0d33117d3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼華 | 作成日時:2020年10月7日 16時

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