5話 ページ6
次の日、私はいつものように密行をしていた
…404の2人と一緒にだけど
私は運転席、助手席の後ろにある扉を開けた後ろにある席に座って外を眺めていた
コンコンッ
しばらく街中を走っていると、志摩さんが座っている助手席側の窓が叩かれる音がした
外を見ると、女子高生2人が私たちを見ている
女子高生「あの、一ついくらですか？」
伊吹「え？」
女子高生「一ついくらですか？」
伊吹「え？」
志摩「反応するな！」
貴「…伊吹さん」
女子高生「メロンパン！」
志摩「ごめんね〜、今ね売り切れなんだ」
とうとう志摩さんが窓を開けて女子高生に売り切れだから無い、と言った
女子高生「あ、いちご味でお願いします！」
…話を聞かない女子高生だなぁ
志摩「いちごかぁ〜…いちご今売り切れなんだ」
伊吹「いちご味いいねぇ〜」
貴「伊吹さん青です、早く発進させてください」
伊吹「は〜い」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
志摩「はぁぁ…」
伊吹「メロンパンいくらにするー？
1個1000円かなぁ？」
志摩 「…高いだろ」
パン1個に1000円って…随分と高いな
伊吹「え？だってメロンまるごと入ってるんだよ？」
志摩「いや、入らないだろメロンまるごと入るパンってどんだけデカいパンなんだよ
カバンの中に入らないだろ」
伊吹「え？どゆこと？」
メロンまるごと入ってると思ってたのか……
どう考えても無理だな←
貴「まるごとっていうのは比喩ですよ」
伊吹「え〜！！がっかり〜…！」
私が後ろの席からそう言うと、伊吹さんはショックだったのかそこそこ大きい声で叫んだ
志摩「お前にがっかりだよ…」
伊吹「おばちゃん！メロンまるごと入ってないんだって！！」
志摩「誰だよ！誰に話してんだよ！！」
そして何故か外に向かって話し始める
どうやら、横を走っている車に乗っている女性がこちらを何度も見ているらしい
志摩さんに怒られてやっと横の車に叫ぶのをやめたが、なにか気になるのか伊吹さんは未だに横の車のことを見ていた
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ちゅん(プロフ) - はじめまして！作品読ませていただきました。すっごく面白かったです！続きはもう書かれないんですか？？更新楽しみに待ってます！ (2022年1月1日 18時) (
レス) @page11 id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - ぽんさん» 教えて下さりありがとうございます！！これからは気をつけます！ (2020年10月7日 20時) (レス) id: 0d33117d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼華 | 作成日時：2020年10月7日 16時
